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風土建築をつくる旅 小林 広英(著) - 学芸出版社
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【利用可否不明】

風土建築をつくる旅 (フウドケンチクヲツクルタビ) 自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践 (シゼンヒトギジュツヲメグルフィールドワークトジッセン)

工業・工学
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発行:学芸出版社
A5判
192ページ
定価 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-7615-3315-1   COPY
ISBN 13
9784761533151   COPY
ISBN 10h
4-7615-3315-3   COPY
ISBN 10
4761533153   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年3月25日
書店発売日
登録日
2026年1月15日
最終更新日
2026年2月6日
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書評掲載情報

2026-07-11 朝日新聞  朝刊
2026-06-06 毎日新聞  朝刊
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紹介

日本、アジア、南太平洋、アフリカにおける調査・再建・新作15プロジェクトのドキュメント。「地元の技術・材料・住民」という3つの地域資源にこだわる地域固有の建築は、無事に建ち上がり、使われ続けるか?近代化と伝統の間で揺れる集落の人々の姿は、グローバル化とローカリティの間で葛藤する都市住民にも示唆をくれる

目次

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はじめに

1章 風土建築を伝統構法で再建する

1 30数年ぶりに建ち上がった伝統集会施設の行末
ベトナム・ホンハ社
カトゥ族の伝統集会施設グゥール

長老ナムさんの“拒否反応”から始まったグゥール再建
異なる民族が共存するホンハ社ならではの形態を探る
素材を森林から調達し、適材適所に使い分ける
長老から若者へと伝承される、経験がものを言う建設技術
設計図は長老衆の体に記憶されていた
伝統と現代との間で揺れ動く集落住民

2 伝統住居はサイクロン災害を乗り切れるか
フィジー・CATD
フィジーの伝統住居ブレ

ボラさんの熱意が扉を開いた再建プロジェクト
この村では漁師が伝統建築をつくる
海と山で使い分ける材料、変わる形
ユニークな装飾、バランバランとマキタ
ザウタタ村にもあった身体尺
サイクロン災害に伝統技術で立ち向かう挑戦は続く

3 高床住居を再建し、観光振興を目論む人々
タイ・タップラー村
モクレン族の伝統住居オーマック

インド洋津波災害で変わった、海洋少数民族の暮らし
集落長老サさんと伝統住居の模型を組み立てる
真夜中に始まる儀式、魔法のような加工技術
やはりタップラー村にもあった身体尺
観光振興に伝統住居を利用する住民とその顛末

4 伝統集会施設 vs 擬似伝統集会施設
ベトナム・アカ集落
カトゥ族の伝統集会施設グゥール

増えていくコンクリート製の集会施設
調査で訪れるたびに朽ちていく伝統集会施設
5年がかりで困難を乗り越え、住民全員で再建に取り組む
多彩な身体尺の設計技法を披露する長老の息子
伝統集会施設の継承にベトナムの大学と行政が取り組む

論考1 風土建築を成立させる3つの地域資源

2章 風土建築をフィールドワークする

5 半乾燥地域に受け継がれてきた泥の建築文化とその変容
ブルキナファソ・ラングェロ集落
農耕民カッセーナの伝統住居

カッセーナの集落での盛大な歓迎式?
50年で進んだ伝統的な集落構成の変容と崩壊
社会適応で増えるトタン建築、環境適応できるのは泥建築
泥建築に見る身体尺の適用法
現代の生活と乖離した伝統住居のあり方

6 100棟を超える伝統住居が徐々に失われていく集落
フィジー・ナバラ村
フィジーの伝統住居ブレ

集落が幸せになるためのチーフの教え
ブレに暮らし、生きた伝統を守り継ぐナバラ村の人々
伝統住居ブレをめぐる、若者たちの葛藤
サイクロン災害を契機とする、伝統住居の減少と集落の未来

7 築100年の茅葺き民家が模索する新たな関係人口の形
福井県大飯郡おおい町名田庄
名田庄の茅葺き民家

無住集落で茅葺き民家を再生した移住者との出会い
集楽庵の建築的特徴を調査する
郷土史家に聞いた、“てんごり”による共同作業の詳細
茅葺き民家を“第二のふるさと”として継承する

8 古文書からわかった集落住民による共同建設の全容
富山県砺波市五郎丸地区
砺波散村の伝統住居アズマダチ

建設プロセスを建設当時の普請帳から読み解く
建設の手伝いに従事する多数の集落住民
イエの共同性から地域の景観を考える

論考2 風土建築の設計方法 ─知的資源としての身体尺

3章 新風土建築を試行する

9 セルフビルドの竹構造農業用ハウス
日本各地
バンブーグリーンハウス

10 里山と連環する建築プロジェクト
滋賀県近江八幡市
キャンディーファーム/たねや農藝

11 地域活動拠点を形成する空き家改修プロジェクト
和歌山県串本町古座
サテライト古座

12 足場用単管と竹材を利用した農舎づくり
滋賀県近江八幡市
百菜劇場農舎

13 古民家を“営み”としてつなぐ宿
新潟県妙高市西野谷
MAHORA西野谷

14 里山資源を活用した防災ベンチ
兵庫県南あわじ市
南あわじ防災ベンチ

15 在地資材でつくる持続可能な衛生環境
マラウイ・ムジンバ県
マラウイし尿分離型共同トイレ

おわりに ─風土建築をめぐる活動の萌芽とこれから

プロジェクトの枠組み/関連論文・記事等

著者の現場訪問日程と同行メンバー

著者プロフィール

小林 広英  (コバヤシ ヒロヒデ)  (

1966年生まれ。大阪市出身。1990年京都大学工学部建築学科卒業。1992年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修了。1992年マンチェスター大学奨学生。1993~2001年昭和設計勤務。2002~2009年京都大学大学院地球環境学堂(人間環境設計論分野)助手(2007年4月より助教)、2009~2018年同大学院准教授を経て、2018年より同大学院教授。博士(地球環境学)。2019年ベトナム・フエ大学名誉教授。地域に根ざす設計技術・地域に根ざす人間居住をテーマに研究・実践に取り組む。

上記内容は本書刊行時のものです。