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出版者情報
図解 パブリックスペースのつくり方
設計プロセス・ディテール・使いこなし
- 初版年月日
- 2021年2月10日
- 書店発売日
- 2021年2月7日
- 登録日
- 2020年10月30日
- 最終更新日
- 2021年1月6日
紹介
公園、水辺、駅前広場などのパブリックスペース。場づくりの仕組みParkPFIなどを活かしつつ、施主や関係者の理想を丁寧に形にしている先行事例をもとに、設計プロセス、ディテール、さらに竣工後の関わり方まで解説。平面・断面・詳細図や写真と豊富な図解資料の隅々から伝わる、徹底的な設計の工夫。
目次
はじめに
1章 公園
南池袋公園|ランドスケープ・プラス 持続可能な公園経営の実現 ─組織・空間の地続きなデザイン
草津川跡地公園(区間5)|E-DESIGN 市民活動の舞台を設える ─大勢を巻き込み主体を育てる設計プロセス
2章 駅前広場
虎渓用水広場|オンサイト計画設計事務所 駅前に居場所をつくる ─歴史的水路を活かした水と緑の風景
あさひかわ北彩都ガーデン|高野ランドスケーププランニング 駅前のアクティビティを豊かにする ─地域で育むガーデン空間
3章 商業
なんばパークス(2期)|E-DESIGN 都市的な居心地の良さをつくる ─多様な使われ方をかなえる小さなプログラム
とおり町Street Garden|前田圭介/UID 持続可能な商店街を目指して ─日光も風雨も感じるアーケード
4章 宅地
左近山団地 みんなのにわ|STGKinc パブリックスペースのアップデートから始める団地再生 ─多世代がともに過ごせる場の仕掛けづくり
パッシブタウン黒部|設計組織PLACEMEDIA 自然環境の価値を最大限活かす ─扇状地の豊かな水資源利用
石巻・川の上プロジェクト(1期・2期)|スタジオテラ 住民が手を加え育む風景をつくる ─場づくりのプロセス・技術のシェア
5章 街路
黒川温泉|德永哲 観光と生活環境の関わりを深める ─自治による小さな整備の連鎖
女川町海岸広場・レンガみち|小野寺康都市設計事務所 早期復興と空間の質を両立させる ─海へつながるシンボル軸と震災遺構の保存
6章 水辺
柏の葉アクアテラス|金香昌治/日建設計 見るだけの池から触れ合える水辺へ─水を楽しむ様々な滞留空間
トコトコダンダン|岩瀬諒子設計事務所 堤防のリノベーション ─ルールの読み替えによる環境の再編
アザメの瀬|島谷幸宏 自然再生で生き物と人をつなぐ ─学の参画による長期的なコミットメント
施設概要
コラム 設計者が思う、居られるパブリックスペース|村田周一(高野ランドスケーププランニング)
付録 ストリートファニチャーとサイン
コラム 人のアクティビティ中心のプレイスづくり|泉山塁威(日本大学理工学部建築学科)
編著者座談会 パブリックスペースのデザインに求められるスキルとコミュニケーション
設計者略歴
編著者略歴
上記内容は本書刊行時のものです。