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分断された都市 Alan Mallach(アラン・マラック)(原著) - 学芸出版社
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分断された都市 (ブンダンサレタトシ) 再生するアメリカ都市の光と影 (サイセイスルアメリカトシノヒカリトカゲ)

工業・工学
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発行:学芸出版社
A5判
288ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-7615-3266-6   COPY
ISBN 13
9784761532666   COPY
ISBN 10h
4-7615-3266-1   COPY
ISBN 10
4761532661   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年11月1日
書店発売日
登録日
2020年8月29日
最終更新日
2020年9月23日
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紹介

アメリカの都市で起きているジェントリフィケーションが注目されているが、実際に起きているのはほんの一部で、大部分の地域は衰退し苦闘しているのが実態だ。富裕層のための都市再生ではなく、取り残された地域を再生するための方策を豊富なデータに基き提言。分断されるアメリカの今がわかるとともに、日本の都市政策にも示唆を与える一冊。

目次

序文
謝辞
まえがき 再生と不平等
第1章 アメリカ工業都市の盛衰
第2章 ミレニアル世代、移民、縮小する中流階級
第3章 工場から高等教育・医療へ
第4章 人種・貧困と不動産
第5章 ジェントリフィケーションと不満
第6章 転落―近隣の変化のもう一つの側面
第7章 脱工業化時代のもう一つのアメリカ―小都市、工場町、苦闘する郊外
第8章 空き家問題に直面する近隣地区
第9章 雇用と教育―貧困の罠から逃れるための苦闘
第10章 権力と政治―変化への意志を求めて
第11章 社会的包摂とチャンスへの道筋
参考文献
訳者あとがき

著者プロフィール

Alan Mallach(アラン・マラック)  (アラン マラック)  (原著

ワシントンにあるCenter for Community Progressの上席研究員。都市計画家、著述家。住宅政策・地域開発・都市再生に関する著作と、全米各地の自治体と協力した都市再生の取り組みで知られる。イェール大学卒業後、ニュージャージー州トレントン市の住宅経済開発局ディレクターとして活躍。現在はニューヨーク市プラット・インスティテュート大学院にて都市計画を教える。これまでアメリカ、ヨーロッパ、イスラエル、日本において住宅や都市に関する講演を行ってきた。著書はA Decent Home: Planning, Building and Preserving Affordable Housing(Routledge,2009)、Bringing Buildings Back: From Vacant Properties to Community Assets(Rutgers Univ Pr, 2010)他多数。

山納 洋  (ヤマノウ ヒロシ)  (翻訳

1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社近畿圏部都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin'About」、まち観察企画「Walkin'About」などをプロデュースしている。2018年~2019年6月まで米ハーバード大学に留学。
著書:『common cafe』(西日本出版社、2007年)、『カフェという場のつくり方』(学芸出版社、2012年)、『つながるカフェ』(学芸出版社、2016年)、『地域プロデュース、はじめの一歩』(河出書房新社、2018年)、『歩いて読みとく地域デザイン』(学芸出版社、2019年)

上記内容は本書刊行時のものです。