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創造都市への展望 佐々木 雅幸(著/文 | 編集) - 学芸出版社
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創造都市への展望 (ソウゾウトシヘノテンボウ) 都市の文化政策とまちづくり

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発行:学芸出版社
A5判
縦210mm
336ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7615-3152-2   COPY
ISBN 13
9784761531522   COPY
ISBN 10h
4-7615-3152-5   COPY
ISBN 10
4761531525   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2007年4月
書店発売日
登録日
2016年4月12日
最終更新日
2016年4月12日
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紹介

「創造都市」とは、「ハコモノ行政」ではなく、その地域にしかない町並み、都市空間、産業、芸術・文化、市民自治を育て、開花させるような、新しい都市・文化政策のあり方である。本書では、その基本となる概念、財源の確保、評価の指標などの理論・方法を示し、札幌・盛岡・仙台・横浜・福岡・北九州の現場から報告する。

目次

はしがき

chapter 1 世界都市と創造都市
         現代都市の二つのイメージ
         ──加茂利男(立命館大学)
1 「世界都市」再考
  1 「世界都市」概念の登場/2 「世界都市」:言葉の歴史と現代/
  3 現代世界都市:その光と影
2 「創造都市」の時代
  1 創造都市の系譜/2 創造都市と世界都市の隔たりと重なり/3 「創造階級」論
  4 「創造都市」の両義性

chapter 2 創造都市論の系譜と日本における展開
         文化と産業の「創造の場」に溢れた都市へ
         ──佐々木雅幸(大阪市立大学)
1 21世紀の都市モデルとしての創造都市
  1 「世界都市」から「創造都市」へ/2 創造都市とは何か
2 創造都市論の系譜と欧米の代表的な「創造都市論」
  1 文化経済学と都市/2 創造都市の歴史理論:ピーター・ホール
  3 創造的都市政策論:ランドリー/4 創造的コミュニティ論:フロリダ
3 ジェイコブスと創造都市ボローニャ
  1 『アメリカ大都市の死と生』/2 『都市と諸国民の富』/3 創造都市の定義
  4 創造都市のボローニャ・モデル/5 保存と創造:ボローニャの文化政策
  6 ボローニャからみる創造都市の条件
4 日本の創造都市をめざす金沢と横浜
  1 内発的発展の都市・金沢/2 繊維産業の衰退と金沢市民芸術村
  3 都心空洞化と金沢21世紀美術館/4 金沢創造都市会議
  5 創造都市・横浜:文化政策と産業政策、都市計画との政策融合
5 創造都市のエンジンとしての創造産業
  1 創造産業とは何か/2 創造産業の同心円モデル/3 創造産業の育成振興
  4 おわりに─創造都市のネットワークへ

chapter 3 コンパクトシティと文化の多様性
         都市・地域における創造性向上のためのデザイン
          ──海道清信(名城大学)
1 都市の価値原理
  1 持続可能性と都市形態/2 J・ジェイコブスの慧眼/3 日本の現代都市づくりに欠けていたこと
2 わが国におけるコンパクトシティの登場
  1 都市計画の実効性/2 まちづくり3法/3 コンパクトシティ指向の日・米・欧の違い
3 コンパクトシティの課題
  1 郊外地域の再生/2 農山村の再生
4 コンパクトシティのデザイン
  1 EUの持続可能なアーバンデザイン/2 イギリスの計画システムとアーバンデザイン
  3 アーバンデザインと多様性
5 高密で多様な都市中心部の魅力
  1 シティセンターの役割─英国の例/2 わが国におけるシティセンターの魅力と可能性
6 変わる経済社会にふさわしい都市空間を

chapter 4 創造性へのインセンティブと都市政策
         文化政策と産業政策の統合の視点から
         ──後藤和子(埼玉大学)
1 創造的都市政策の光と陰
2 創造的産業の日本的特徴―映画産業における日米比較を通して
  1 歴史的に見た創造的産業の変化──スタジオ・システムからプロジェクト制作へ
  2 日本の映画産業──配給会社の長期支配と低迷
3 創造的産業におけるインセンティブの構造―日米欧の比較を通して
  1 日本の映画、地上波テレビにおけるリスクと利益の配分構造
  2 著作権と創造のインセンティブ──流通部門の優位性と創造部門の下請化
  3 創造へのインセンティブを欠く日本の広告産業
4 非営利的で創造的な活動と営利的で単調な労働のジレンマ
5 創造的産業と都市政策―生産、流通、消費を繋ぐ視点
  1 創造的産業の基盤としての目に見えない資産の蓄積/2 創造と流通の関係性をめぐって
  3 1980年代以降のロジスティクスの変化/4 日本の伝統的クラフト産業と都市
6 都市政策の展望

chapter 5 「民間が担う公共」の可能性とその財源
         「心の投票」とマンション型財団
         ──出口正之(国立民族学博物館)
1 創造都市と文化多様性
2 創造都市政策における「民間が担う公共」への期待
3 わが国の経済社会における多様性の進展
4 「政治の投票」と非営利セクターへの「心の投票」
5 創造都市を支えるマンション型財団

chapter 6 多文化都市政策と地域再生
         外国人との共生と文化的多様性・創造性
         ──飯笹佐代子(総合研究開発機構)
1 多文化共生とまちづくり―二つの政策課題の出会い
2 外国人受け入れをめぐる日本社会の現状
  1 多民族・多文化化へ向かう日本社会/2 政策目的と実態との乖離
  3 総合的な受け入れ政策の不在
3 「創造都市」と移民・マイノリティによる文化的多様性
  1 「よそ者」と創造都市/2 住民自身が最大の地域資源
4 文化活動・文化政策の多文化共生への効用
  1 文化的目的と福祉的目的の融合/2 移民と社会を橋渡しする文化活動
5 文化政策を多文化都市の地域再生へつなぐ
  1 多文化共生型の文化クラスターの創出/2 サーカスが牽引するモントリオールの都市再生実験
6 多文化都市政策に向けて

chapter 7 都市の創造性を測る
         創造的政策形成のためのメルクマール
         ──勝見博光(株式会社ケイオス)
1 都市の創造性指標が求められる背景
  1 創造都市と新たな物差し/2 変わりゆく発展概念と社会指標への傾斜
  3 指標・数値化を求める行政
2 指標化の試み──先行研究の考察
  1 創造性指数(Creativity Index)/2 サステイナブル・シティ論が示す地域指標
  3 その他の日本における試論
3 指標化の方向性
  1 創造都市の類型化と目標の設定/2 比較検討方法(ベンチマーク)の活用
  3 エスノグラフィックな都市分析
4 指標化の落とし穴
5 指標化のための提言

chapter 8 〈札幌〉 重点戦略課題「芸術文化の薫る街」の実現に向けて
         芸術の森とパシフィック・ミュージック・フェスティバル、モエレ沼公園
         ──今井啓二(札幌市)
1 自然、気候風土等の特性
2 芸術文化の振興
  1 まちづくり計画における芸術文化の振興/2 札幌市における文化行政の推進体制
  3 主な芸術文化資産
3 レナード・バーンスタインとイサム・ノグチ
  1 パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)/2 モエレ沼公園
4 創造都市に向けての取組み
5 芸術文化の薫る活力あるまちづくりへ

chapter 9 〈盛岡〉 人・文化・自然を大切にする「暮らし文化のまち」
         盛岡ブランドによるまちづくり
         ──坂田裕一(盛岡市)
1 盛岡ブランド宣言
  1 2006年は盛岡ブランド元年/2 ブランド宣言「もりおか暮らし物語」
2 なぜブランド開発か──盛岡市ブランド推進計画から
  1 地域は選ばれる時代へ/2 盛岡ブランドの目的と施策体系の中での位置づけ
3 盛岡ブランドの基本的理念
  1 「もりおか暮らし物語」が誕生するまで/2 盛岡ブランドの源流は「暮らし文化」
  3 推進計画の概要/4 四つの主要プロジェクト
4 盛岡ブランドによる文化創造都市づくり
  1 盛岡ブランド推進計画にみる文化創造都市の方向性/2 盛岡は暮らし文化のまち
5 文化創造都市へのアプローチ
  1 市民文化創造のアプローチ/2 市民協働による文化創造/3 盛岡型アーティスト・イン・レジデンス
6 文化創造都市への提言

chapter 10 〈仙台〉 楽都、劇都、そしてART仙台へ
         多様な文化政策を実践する仙台のまちづくり
         ──志賀野桂一(仙台市)
1 創造都市に向けた政策の転換
2 都市のコア・コンピタンスの発掘と解読
  1 杜の都/2 学都/3 伊達の気質/4 揺籃の地
3 仙台市の文化事業の柱と考え方
  1 楽都仙台/2 劇都仙台/3 ART仙台

chapter 11 〈横浜〉 都心の歴史的建築物にアーティストが集う
         クリエイティブシティ・ヨコハマの挑戦
         ──野田邦弘(鳥取大学)
1 クリエイティブシティ・ヨコハマが生まれる背景
  1 革新自治体の星~飛鳥田市政/2 中田市長の登場/3 都心部乱開発の危機認識
2 クリエイティブシティ・ヨコハマ始動
  1 クリエイティブ・コア(創造界隈)の形成/2 BankART 1929の活動/3 映像文化都市構想
  4 ナショナルアートパーク/5 横浜トリエンナーレ
3 クリエイティブシティ政策の成果
  1 BankART 1929の波及効果としての創造界隈形成
  2 点から線へ、官から民へ、アートからまちづくりへ急速に進む「創造界隈づくり」
  3 文化芸術創造都市としての横浜のイメージアップ
4 クリエイティブシティ政策の課題
  1 市民の間での政策への認識度が低い/2 都心部だけを対象としているという批判に対して
  3 文化・芸術をまちづくりの道具としているという批判
5 自治体政策における創造都市論の意義
  1 個別政策としての文化政策からまちづくりの中心概念としての文化政策への脱皮
  2 総合行政として文化政策推進が行政改革のエンジン役を果たす
  3 都市の記憶と市民のアイデンティティ形成
6 創造都市政策において配慮すべき点

chapter 12 〈北九州〉 新しい「ものづくり都市」への挑戦
         「文化」を生かした産業都市へ
         ──中本成美(北九州市)
1 「ものづくり」のまち北九州市と文化創造
2 企業(産業)に牽引された文化創造
  1 官営八幡製鐵所の操業開始/2 企業及び人口の集積と文化の振興/3 企業従業員と地域文化
  4 企業に牽引された文化創造の問題点
3 まちの個性や特性を活かした文化創造
  1 都市のアイデンティティとしての文化創造/2 「北九州市ルネッサンス構想」に基づく文化創造
  3 各種の取組み/4 行政主導での文化創造の課題
4 「ものづくりのまち」を牽引する文化創造
  1 新しい局面/2 北九州デザイン塾/3 北九州空港の開港/4 環境首都づくり
  5 ビジターズインダストリー(VI)
5 文化創造と自治体の変革
  1 北九州市の課題/2 創造性が自治体を変える

chapter 13 〈福岡〉 これからの都市機能としてのアートの可能性
         モデル都市アイランドシティでの試み
         ──水町博之(福岡市)
1 21世紀の都市像
2 福岡市の創造都市に向けての可能性
  1 福岡市のイメージ/2 市民気質/3 アジアへのこだわり/4 大学及び人材育成機関
  5 都市環境/6 産業構造
3 クリエイティブ福岡10年計画
4 アイランドシティでの試み
  1 21世紀の先進的モデル都市づくり─アイランドシティ
  2 文化・芸術が息づくまちづくり提言とパイロット事業/3 文化・芸術が息づくまちづくりの課題
  4 サイバー大学を誘致する
5 福岡型の創造都市へ

chapter 14 真の「創造都市」を実現するために
         文化と創造性を都市政策の中心へ
         ──佐々木雅幸(大阪市立大学)
1 広がる「創造都市ブーム」を見据えて
2 従来型の開発主義的「都市創造」からの脱却を
3 文化的に多様な創造都市の展開を
4 草の根から創造都市を
5 創造都市戦略のために

 COLUMN
  YOSAKOIソーラン祭り・坂東真弓(総合研究開発機構)
  冨田ファーム・坂東真弓(総合研究開発機構)
  現代美術センターCCA北九州・飯笹佐代子(総合研究開発機構)
  ミュージアム・シティ・プロジェクト・水町博之(福岡市)

  あとがき
  著者略歴
  索  引

著者プロフィール

佐々木 雅幸  (ササキ マサユキ)  (著/文 | 編集

大阪市立大学大学院創造都市研究科教授
1949年生まれ。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。大阪経済法科大学経済学部専任講師、金沢大学経済学部助教授、同教授、ボローニャ大学客員研究員、立命館大学政策科学部教授を経て現職。文化経済学会〈日本〉副会長。
1999年度金沢市文化活動賞、2003年度『創造都市への挑戦』に対して日本都市学会賞。『創造都市の経済学』、『都市空間を創造する―越境時代の文化都市論』(分担執筆)、『CAFE―創造都市・大阪への序曲』(編著)他多数。

加茂 利男  (カモ トシオ)  (編集

立命館大学大学院公務研究科教授
1945年生まれ。大阪市立大学法学部卒業。同学部助手・助教授・教授を経て現職。政治学専攻。
著書等:『アメリカ二都物語』、『都市の政治学』、『日本政治型システム―集権構造と分権改革』、『世界都市―「都市再生」の時代のなかで』他多数。

海道 清信  (カイドウ キヨノブ)  (著/文

名城大学都市情報学部教授
1948年生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、同大学工学研究科博士課程単位取得退学、博士(工学)。地域振興整備公団勤務を経て現職。2002年英国オクスフォード・ブルックス大学OCSD客員研究員。
著書等:『コンパクトシティ』、『新・国際比較ニッポンを診る』(共著)、『地域共生のまちづくり』(共著)、『地球環境デザインと継承』(分担執筆)他。

後藤 和子  (ゴトウ カズコ)  (著/文

埼玉大学経済学部教授、国際文化経済学会理事、文化経済学会〈日本〉理事、『文化経済学』編集長
京都大学理学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。埼玉大学経済学部助教授、エラスムス大学客員教授を経て現職。
著書等:『芸術文化の公共政策』、『文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想』、『文化政策学―法・経済・マネジメント』(編)、『市民活動論―持続可能で創造的な社会に向けて』(共編)、『都市空間を創造する―越境時代の文化都市論』(分担執筆)、D・スロスビー『文化経済学入門』(監訳)、C・ランドリー『創造的都市―都市再生のための道具箱』(監訳)他多数。

出口 正之  (デグチ マサユキ)  (著/文

国立民族学博物館文化資源研究センター教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授
1955年生まれ。大阪大学人間科学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学国際フィランソロピー研究員、サントリー文化財団事務局長等を経て総合研究大学院大学教育研究交流センター教授。同大学学長補佐、03年7月より現職。
著書等:『フィランソロピー』他多数。

飯笹 佐代子  (イイザサ サヨコ)  (著/文

総合研究開発機構(NIRA)研究開発部主任研究員
一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。ケベック州政府文化間関係評議会(モントリオール)、ニュー・サウス・ウェールズ大学アジア・オーストラリア研究所(シドニー)等にて在外研究。多文化の共生、シティズンシップ政策論、豪州政治社会を専攻。
著書等:『シティズンシップと多文化国家』、『都市空間を創造する―越境時代の文化都市論』(分担執筆)、『多文化社会の選択―「シティズンシップ」の視点から』(分担執筆)他。

勝見 博光  (カツミ ヒロミツ)  (著/文

株式会社ケイオス代表取締役・株式会社グローバルミックス代表取締役
1960年生まれ。大阪大学人間科学部人間科学科卒業、大阪市立大学大学院創造都市研究科博士前期課程修了、現在、同博士後期課程在学中。株式会社リクルートを経て、現職。LCA大学院大学講師(文化産業政策)、静岡県文化政策会議委員、歴史街道事業評価委員会委員等。都市再生、文化産業等に関するコンサルティング事業などを手がける。

今井 啓二  (イマイ ケイジ)  (著/文

札幌市市民まちづくり局企画部企画課長
1955年生まれ。小樽商科大学卒業、札幌市役所。財団法人地域創造企画課長、財団法人札幌市芸術文化財団総務課長等を経て、2005年より現職。

坂東 真弓  (バンドウ マユミ)  (著/文

総合研究開発機構(NIRA)国際研究交流部研究員
筑波大学大学院バイオシステム研究科修士課程修了、北海道庁。空知支庁農業振興部、本庁農政部を経て、2005年より総合研究開発機構へ出向、現職。

坂田 裕一  (サカタ ユウイチ)  (著/文

盛岡市ブランド推進室長
1952年生まれ。1976年國學院大学文学部卒業、盛岡市役所。盛岡劇場事業係長、観光物産課観光係長、盛岡市観光文化交流センター副館長兼もりおか啄木賢治青春館副館長などを経て、2005年より現職。

志賀野 桂一  (シガノ ケイイチ)  (著/文

仙台市企画市民局文化スポーツ部長
1947年生まれ。山形大学人文学部卒業、仙台市役所。県立宮城大学非常勤講師(2002年~2006年)、仙台大学非常勤講師(2005年~)、財団法人仙台市市民文化事業団の立ち上げ、仙台国際音楽コンクール、支倉オペラ、アジア音楽祭など多くの文化事業や、文化施設整備事業などの文化振興分野に長く携わる。日本アートマネジメント学会(監査)、文化経済学会会員。
論文等:「地域の文化活動と自治体」(『地方自治職員研修』市町村アカデミー)、「生活する街のアート」(『アートマネジメント研究』第4号、美術出版社)、「地域文化の音楽振興」(『音楽空間研究』日本建築学会)他。

野田 邦弘  (ノダ クニヒロ)  (著/文

鳥取大学地域学部教授
早稲田大学政治経済学部卒業。横浜市職員を経て現職。横浜市時代は、国際ダンスフェスティバルなど文化事業の企画や横浜みなとみらいホールの設立準備、文化芸術創造都市政策の策定に取り組む。演劇人会議評議員。前文化経済学会理事長。
著書等:『イベント創造の時代』『文化行政─はじまり・いま・みらい』他。

中本 成美  (ナカモト ナルミ)  (著/文

北九州市企画政策室主幹(将来構想担当課長)
1960年生まれ。広島大学法学部卒業、北九州市役所。環境庁(現 環境省)出向、経団連・21世紀政策研究所主任研究員、企画局企画政策室主査(企画・将来構想担当係長)を経て、2003年より現職。

水町 博之  (ミズマチ ヒロユキ)  (著/文

福岡市港湾局アイランドシティ誘致促進部企業誘致課長
1959年生まれ。早稲田大学法学部卒業、83年福岡市役所。総合研究開発機構派遣、総務企画局総務部法制課主査(地方分権推進担当)、総務企画局総務部地方分権推進室企画推進係長、環境局管理部計画課計画係長、総務企画局東京事務所課長(シティーセールス担当)、港湾局アイランドシティ誘致促進部誘致促進課長、総務企画局課長(アイランドシティ推進担当)を経て、2005年より現職。

上記内容は本書刊行時のものです。