著者プロフィール
松見 真宏
(マツミ マサヒロ) (編著)
株式会社山屋の代表。工業高専の化学工学科を卒業後、大学の森林科学科へ3年次編入。山の世界に浸り、フィールドワークを学ぶ。
日本の山々を歩き、出会った人に話を聞いて回り、山岳パトロール組織への加入をきっかけにフリーランスとして開業。その後、多種多様な山仕事に携わる。
2021年、株式会社山屋を創業。山岳チームの結成による調査、作業、運搬および課題解決に取り組む。
BSフジ「絶景百名山」、BS朝日「Fresh Faces~アタラシイヒト~」、TBSラジオ「金曜ボイスログ」NHKラジオ「山カフェ」へ出演。『TRANSIT』『山と溪谷』『PEAKS』など雑誌掲載。
新井 航平
(アライ コウヘイ) (著)
山小屋支配人
1996年大阪府生まれ。淀川工科高等学校を卒業後、大阪の製造業で旋盤加工や特殊鏡面加工の技術を磨く。2023年、山好きが高じて山小屋の世界へ入り、2年で支配人になる。これからの山小屋業界を若い世代へ広めるべくSNSを中心に活動中。
佐藤 雄大
(サトウ ユウダイ) (著)
クライミングインストラクター
丹沢の麓秦野市で育ち、幼少期から父親に連れられアウトドアレジャーに触れる。高校進学を期に始めた登山にどっぷりと浸かり、大学、就職、転職のどれも中心に山がある生活を行ってきた。現在はボルダリングジムLAMPPLUS店長としてクライミングの楽しさを伝えるべく奮闘中。
萩原 雅人
(ハギワラ マサト) (著)
歩荷
1993年群馬県片品村生まれ。尾瀬高校自然環境科卒業後4年間旅をしてから地元に戻り山での活動(尾瀬歩荷、養蜂家、スノーボード)を始める。現在、尾瀬歩荷をやりながらYouTubeチャンネル(JapanesePorter)で尾瀬の今、歩荷のお仕事を配信し、登山道整備の課題を解決中。養蜂業では8beeatを開業し、なまみつ®︎、ハーブティーの販売を行っている。
大島 わかな
(オオシマ ワカナ) (著)
登山ガイド
1995年静岡県生まれ。沼津商業高等学校情報ビジネス科を卒業後、地元の空調衛生設備会社で事務職として5年間勤務。退職後、2019年から各地の山小屋でアルバイトを経験。2022年に日本山岳ガイド協会の資格を取得し、2023年より『登山ガイドWaka』として専業ガイドの道へ進む。現在は新潟県南魚沼市に移住し、山好きの夫と、ニワトリ・ヤギ・インコと田舎暮らしを楽しんでいる。日々の山行記録やガイドの詳細は公式サイトやSNSで発信中。
出澤 俊樹
(デザワ トシキ) (著)
警察山岳遭難救助隊
1989年長野県生まれ。大学卒業後、2013年に長野県警察を拝命、交番勤務を経て2015年に山岳遭難救助隊の指名を受ける。北アルプスを管轄する松本警察署や安曇野警察署で多くの遭難現場に出動し、救助にあたった。2023年から山岳安全対策課救助係として航空隊で勤務し、県警ヘリ「やまびこ」と連携して救助活動を行っている。
大城 和恵
(オオシロ カズエ) (著)
山岳医
医学博士、国際山岳医。いずれも日本人初となる、2010年英国で国際山岳医に認定され、2016年に米国野外医療学会(Wilderness Medical Society)Fellowを取得。2011年北海道警察山岳遭難救助アドバイザーに就任、日本初の山岳救助に制度としての医療導入を実現。2012年に山岳医療救助機構を立ち上げ、医療救助情報の発信、山岳遭難防止に注力。医学的アプローチを基盤に、日本の救助と登山者の自立した安全を革新的に発展させ、社会課題の解決に取り組むユニークな事業を展開している。
林 真哉
(ハヤシ マサヤ) (著)
山岳気象予報士
1995年大阪府生まれ。大学を中退後、フリーターをしながら日本各地へ足を運ぶ。2019年に登山を開始、2022年冬に気象予報士に。山小屋バイトなどで得た知識も含めて登山者に天気を教えている。得意分野は観天望気。好きな雲は巻雲。
伊藤 徳光
(イトウ トクミツ) (著)
ロープ高所作業者
1986年岩手県生まれ。一関高専物質科学工学科卒業。自然環境に関わる仕事をしたいと思い、化学を先行、環境分野に進む。その後、自然そのものにより没入する仕事をしたいと思い始め旅をするように働く人々を訪ね歩き、現在のビジネスモデルに行き当たる。ロープによる移動技術を活用し地質調査を行う会社に出会い起業を決断。2015年に日本空糸を設立し、ロープ高所作業を活用した調査・点検を中心に事業展開。若者が面白いと思える働き方を追求している。日本空糸株式会社 代表取締役。一般社団法人日本ロープ高所作業協会 理事長。
山口 浩喜
(ヤマグチ ヒロキ) (著)
山の電気工事士
1968年静岡県熱海市に生まれる。1990年上京し、音響照明や舞台装置の仕事を始める。その後、電気工事会社に就職し、現場での経験を積む。2001年松本に移住。電気通信や機械保守の仕事を手掛け、県内の学校や公共施設の設備に携わる。2018年松本市安曇の島々集落に移住。山岳関連の仕事を本格的に受注し始める。2021年上高地の玄関口に「アルパインカフェ満寿屋」を開業。2023年「徳本峠クラシックルート」の登山道整備団体を設立。ガイドや小屋番に留まらない新しい形の山との関わり方を発信中。
﨑村 昂立
(サキムラ コウタ) (著)
登山アプリのプロダクトマーケター
1988年福岡県生まれ。一橋大学商学部卒業後、大手企業向けの業務システムを開発するワークスアプリケーションズに2012年入社、営業・PR・マーケティングなどを経験。2017年にヤマップへ入社。営業・広報・クリエイティブディレクターなどを経て、プロダクトマーケティングマネージャーとして、登山プラットフォーム「YAMAP」のユーザー向け企画やコミュニケーションの統括を担っている。
長谷川 悟
(ハセガワ サトル) (著)
登山道整備士
1983年神奈川県生まれ。神奈川県立鶴見高校卒業後、東海大学健康科学部社会福祉学科卒。介護現場や社会福祉協議会にて勤務。2013年から2014年にかけては自転車で日本一周しながら日本中の山々・日本人のルーツを探る旅をする。2017年に長野県に移住後、小・中学校の不登校支援などに携わる一方、株式会社山屋にて業務の調整役を行いつつ、山仕事に従事する福祉と山仕事のフリーランスを実践。
松下 裕之
(マツシタ ヒロユキ) (著)
環境省 アクティブ・レンジャー
1963年大阪府生まれ。同志社大学経済学部卒業。大学時代は岩と雪山を活動の場とした山岳系クラブに所属。卒業後は文部事務官として京都の国立大に務めるかたわら、後輩学生の登山を指導。2016年に国立大学を早期退職し、安曇野市に移住。2019年4月よりアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)として上高地に勤務。
吉田 聡
(ヨシダ サトシ) (著)
環境コンサルタント
1990年愛媛県生まれ。広島大学総合科学部に入学後、自然環境について広く学ぶ。広島大学総合科学研究科に進学後は半島マレーシアの熱帯林での動物調査を研究テーマとする。2013年に環境コンサルタントである株式会社一成(兵庫県加古川市)に入社。森林や山岳地域での動植物調査及び計画策定に携わる。
片岡 日出美
(カタオカ ヒデミ) (著)
樹木医
1986年神奈川県川崎生まれ。38歳現在、小6、小4、小2の子育て中。筑波大学生物資源学類を卒業し、日本林業の社会経済学を専攻。在学中にフィリピン大学に1年間交換留学。住友林業株式会社に入社し、木材流通部門に従事。都内の樹木医専門会社に転職し、樹木医の資格を取得。2020年に代表の森広志と共に「HARDWOOD(株)」を設立し、取締役に就任。樹木医として都市樹木の診断や治療、民間緑地や公園、街路樹の管理などに携わる。地方行政や企業からのオファーで森づくりのアドバイザーを務めたり、新しい森林での利活用の提案や実装をトライヤルしている。茨城県森林審議会委員、茨城県自然保護審議委員も務める。
山口 直
(ヤマグチ ナオ) (著)
製材業、木の地産地消家
1985年埼玉県生まれ。埼玉県育ち。東京農業大学第三高等学校卒業。住宅リフォーム会社を経て、2024年に個人事業主として独立。地元ときがわ町の山をホームに伐採、製材、建築で「木の地産地消」に取り組む。家族は妻と6歳の息子。
安江 悠真
(ヤスエ ユウマ) (著)
伐採業、資源のリサーチャー
1989年岐阜県白川町生まれ。昆虫少年の延長で岩手大学に進み、森林科学や野生動物管理学を専攻。岩手県遠野市でツキノワグマの研究を行い、林業と野生動物の関わりをテーマに農学修士を取得。卒業後は岐阜県に戻り、建設コンサルタントの会社に就職。都市計画やまちづくりの分野で7年間務めた後、コロナショックを機に転職。現在は伐採業者に勤めるかたわら、〈Forest Edge〉を屋号に活動中。
奥田 悠史
(オクダ ユウジ) (著)
森林ディレクター
1988年生まれ。大学で森林科学を専攻。バックパッカーでの世界一周を経てライター・編集者として働く。後にデザイン事務所を立ち上げ、2016年に「森をつくる暮らしをつくる」をミッションに(株)やまとわを立ち上げる。森林・自然×編集・デザインを掛け合わせて仕事を生み出している。
武重 謙
(タケシゲ ケン) (著)
猟師、ゲストハウス運営
1982年、千葉県出身。ライター。システムエンジニアを8年務めた後、退職。海外を2年放浪後に神奈川県箱根町に宿泊施設を開業し、その傍らで狩猟をはじめる。2019年に北海道稚内市へ移住し、宿「稚内ゲストハウス モシリパ」をリニューアル開業。単独で大物を狙う忍び猟を好む。池内祥三文学奨励賞(2012年)を受賞。ブログ「山のクジラを獲りたくて」。
山岡 健
(ヤマオカ ケン) (著)
地質研究者
1995年岐阜県生まれ。信州大学理学部を卒業後、東京大学大学院理学系研究科にて修士号・博士号を取得。博士(理学)。2023年4月より国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員。専門は地質学、岩石学。特に、白亜紀以降の日本列島の成り立ちや火成活動に興味がある。特技:カラオケ。
佐藤 洋太
(サトウ ヨウタ) (著)
山岳氷河研究者
福島県いわき市出身。山の研究をしているのに名前は“太平洋”が由来。福島県立磐城高校、新潟大学理学部を経て名古屋大学大学院環境学研究科に進学。大学院にて山岳氷河の研究をスタートする。大学院在学中はネパールを中心とした国外氷河調査、スイス留学などを経験し、2022年に同大学院にて博士号を取得。現在は海洋研究開発機構(JAMSTEC)にて研究員として勤務。国内外の研究者と協力しながら、アジアにおける氷河変動メカニズムの解明に取り組んでいる。
小黒 由実
(オグロ ユミ) (著)
山岳建築研究家
1994年群馬県生まれ。2016年千葉大学工学部建築学科卒業。2018年東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。2016年-山を登ることと建築に関する研究2018-2022年株式会社竹中工務店勤務。2022年-個人事業主として建築/山/包にまつわる研究・制作。2024年-YOGU。
高柳 傑
(タカヤナギ スグル) (著)
山岳写真家
1988年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。山岳写真家・故青野恭典氏に師事。アルパインクライミング、アイスクライミング、フリークライミング等を行う。山岳写真家として、各種山岳雑誌等に寄稿。山梨県居住。
井上 卓郎
(イノウエ タクロウ) (著)
山岳映像作家
1974年東京都出身。国立東京高専機械工学科卒。卒業後オーディオメーカーにて機械設計を行う。離職後白馬に移り住み映像製作を始める。途中5年ほど東京のゲーム会社にて映像製作やゲームプロモーションに携わる。再び長野に戻り山岳映像をつくり始める。代表作:ゴキゲン山映像「Wonder Mountains」。
柏 澄子
(カシワ スミコ) (著)
山岳ライター
1967年千葉県生まれ。高校と大学の山岳部で登山を覚える。1997年にフリーライターとして独立。雑誌、新聞、web、書籍に執筆。登山家、山で働く人々に焦点を当てたドキュメンタリー、野外医療、登山医学をテーマとした記事、著書が多い。著書は『山登りの始め方』『ドキュメント山の突然死』『エベレストと日本人 植村直己から栗城史多まで』(共著、第12回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞)『彼女たちの山』など。
高倉 悠祐
(タカクラ ユウスケ) (著)
ハイカー
1990年大分県生まれ。大学卒業時にヨーロッパの自然を体験。総合アウトドアメイカー「モンベル」に就職。夢を叶えるため退職し、世界を歩き出す。2018年ニュージーランド3,000km(Te Araroa)、2022年アメリカ4,200km(Pacific Crest Trail)、2024年ニュージーランド、グレイトウォークス3本。山を舞台に様々な形で表現活動を継続し、各地でイベントを開催。ROFという小さなブランドにて、アート作品群『環太平洋火山帯三十六景』プロジェクトの完成をライフワークとし、山と人生の思想共有を続けている。現在の注力プロダクトは「山の民の瞳を守る」Made In Japanの高品質ROFサングラス。好きな国は日本とニュージーランド。
じゅごん大輔
(ジュゴンダイスケ) (著)
山の漫画家
幼少期を富山で過ごし、中学高校は三重、大学は工学部で広島、途中美術大学に編入学し京都へ、卒業後は神奈川で仕事を転々と。2018年の春に登った高尾山をきっかけに登山に目覚める。2020年ごろから登山の魅力を伝えるべくSNSで登山漫画を発表するようになり、それがきっかけで山岳雑誌で読切漫画や山小屋のグッズデザインの仕事がくるようになる。2024年KADOKAWAからビギナー向け登山エッセイコミック『今日からはじめる山登り』が発売。現在は新作に向け準備中。
﨑山 あいり
(サキヤマ アイリ) (著)
山の絵描き
1993年神奈川県出身。東京藝術大学絵画科日本画専攻を卒業、大学院修士日本画を修了。修了と同時に個人事業主として画家活動を開始。もともと和紙や岩絵具といった日本に古くからある画材で自然のある景色を描いてきたが、2022年ごろから登山にハマり、題材を山に絞って制作するようになる。
門田 ギハード
(カドタ ギハード) (著)
プロアイスクライマー
1988年東京都出身。エジプト(父)と日本(母)のハーフ。大学卒業後、Canon株式会社に入社。2013年 25歳で登山・クライミングと出会い、その後アイスクライミングに注力。2016年 ワールドカップ初参戦以降、世界のコンペシーンで活躍。2019年 W杯 アメリカ大会ファイナリストとなる。2021年にサラリーマンから独立し、クライマーの道を選択。2024年 世界選手権エドモントン大会5位入賞。世界ランキングは8位。ともに自身の持つ日本男子歴代最高位を更新。また、コンペシーンのみならず、ナチュラルアイスでも国内外問わず実績を上げる。2018年 蔵王・仙人沢「Fun Chimes」完登、2021年 立山連峰ハンノキ滝冬季単独初登。2023年 アイスクライミング世界最難関エリアカナダ Helmcken Fallsアジア人初登。2024年 ミックスクライミング世界最難ルートアメリカ「Saphira」完登。
野村 良太
(ノムラ リョウタ) (著)
登山家
1994年、大阪府豊中市生まれ。日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ、スキーガイドステージⅠ。大阪府立北野高校を卒業後、北海道大学ワンダーフォーゲル部で登山を始める。2019年の「史上初ワンシーズン知床・日高全山縦走」で「北大えるむ賞」受賞。2022年2~4月、積雪期単独北海道分水嶺縦断(宗谷岬~襟裳岬670km)を63日間で達成。同年の「日本山岳・スポーツクライミング協会山岳奨励賞」「第27回植村直己冒険賞」を受賞した。