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プレイスメイキング・ハンドブック プロジェクト・フォー・パブリックスペース(著/文) - 学芸出版社
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プレイスメイキング・ハンドブック (プレイスメイキングハンドブック) パブリックスペースを魅力的に変える方法 (パブリックスペースヲミリョクテキニカエルホウホウ)

工業・工学
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発行:学芸出版社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ20mm
192ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-7615-2920-8   COPY
ISBN 13
9784761529208   COPY
ISBN 10h
4-7615-2920-2   COPY
ISBN 10
4761529202   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年3月1日
書店発売日
登録日
2024年12月19日
最終更新日
2025年2月6日
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紹介

世界のプレイスを成功に導いた第一人者による
居場所づくりのヒント満載!
誰もが取り組める11の原則、実践の進め方、手法・技術

パブリックスペースはなぜ失敗するのか/いつも「できない」と言う人々/ビジョンを描こう/ささいなことから始めよう/お金は問題ではない・・・etc.

誰もがパブリックスペースを改善し、コミュニティの居場所を生み出せる「プレイスメイキング」。世界的に広がるこの手法の第一人者が導いた、実践的な11の原則、人々を巻き込む進め方や技術、場の調査・分析手法などを、豊富な事例と魅力的なカラー紙面により解説。成功するプレイスをつくるための、平易で奥深い必携書。

目次

翻訳に寄せて──日本の読者の方々へ フレッド・ケント
訳者まえがき──プレイスメイキングとは何か 泉山塁威

序 リップ・ラプソン
はじめに キャシー・マデン、フレッド・ケント、スティーブ・デイヴィス

パートI なぜプレイスが重要なのか
パブリックスペースの重要な役割
プレイスを素晴らしいものにするのは何か?
パワーオブ10+──10か所以上の要素を掛け合わせる
パブリックスペースはなぜ失敗するのか
なぜ、よりよいパブリックスペースがないのか?

パートII プレイスメイキングの11の原則
1. コミュニティこそ専門家だ
【ケーススタディ】ピーチズ&グリーンズ(ミシガン州デトロイト)
2. デザインではなく、プレイスをつくる
【ケーススタディ】マーケットスクエア(ペンシルベニア州ピッツバーグ)
3. ひとりではできない
【ケーススタディ】パース・カルチャーセンター(パース、オーストラリア)
4. いつも「できない」と言う人々
【ケーススタディ】キャンパス・マーシャス・パーク(ミシガン州デトロイト)
5. 観察するだけで、たくさんのことが見えてくる
【ケーススタディ】ワシントンスクエア・パーク(ニューヨーク州ニューヨーク)
6. ビジョンを描こう
【ケーススタディ】ディスカバリーグリーン(テキサス州ヒューストン)
7. 形態は機能をサポートする
【ケーススタディ】サンダンススクエア・プラザ(テキサス州フォートワース)
8. トライアンギュレーションする ──異なる機能を近くに置く
【ケーススタディ】フリント・ファーマーズマーケット(ミシガン州フリント)
9. ささいなことから始めよう
【ケーススタディ】フォロ・リンドバーグ(メキシコシティ、メキシコ)
10. お金は問題ではない
【ケーススタディ】コングレススクエア・パーク(メイン州ポートランド)
11. プレイスメイキングに終わりはない
【ケーススタディ】ブライアントパーク(ニューヨーク州ニューヨーク)

パートIII プレイスメイキングのプロセス
1. プレイスの定義とステークホルダーの特定
2. 空間の評価と問題の特定
3. プレイス・ビジョン
4. 短期的な実験
5. 継続的な再評価と長期的な改善

パートIV ツール&テクニック
プレイス・ゲーム
パワーオブ10+ワーク
行動マッピング
カウント ──数値データの収集
トラッキング ──人々の動きの追跡
タイムラプス撮影
トレース(痕跡)の測定
インタビュー&アンケート
ポップアップ・エンゲージメント ──仮設による小さな参加

おわりに

解説① 日本でのプレイスメイキングの普及と実践に向けて 泉山塁威
解説② 地域と分野を超えて広がるプレイスメイキングの地平 田村康一郎

著者プロフィール

プロジェクト・フォー・パブリックスペース  (プロジェクトフォーパブリックスペース)  (著/文

アメリカ・ニューヨークを拠点とする非営利団体。プレイスメイキングの概念・プロセス・手法の普及に努め、人々がコミュニティの力でパブリックスペースを創造するための支援活動を行う。1975年にフレッド・ケント氏らによって立ち上げられ、ニューヨークのブライアントパークやデトロイト中心市街地などで、数々のパブリックスペースの再生や変革に大きな影響を与えてきた。HP:www.pps.org

泉山塁威  (イズミヤマルイ)  (翻訳 | 解説

都市戦術家、日本大学理工学部建築学科准教授、一般社団法人ソトノバ共同代表理事。1984年北海道札幌市生まれ。博士(工学)。2015年明治大学大学院博士後期課程修了。上記所属ほかに一般社団法人エリアマネジメント・ラボ共同代表理事、PlacemakingX日本リーダー。専門は都市計画、都市デザイン、都市経営、エリアマネジメント、パブリックスペース、タクティカル・アーバニズム、プレイスメイキング、ウォーカブルシティなどの研究・教育・実践・情報発信。編著書に『パブリックスペース活用事典 図解 公共空間を使いこなすための制度とルール』『タクティカル・アーバニズム 小さなアクションから都市を大きく変える』『エリアマネジメント・ケースメソッド 官民連携による地域経営の教科書』(いずれも学芸出版社)など。HP:http://ruiizumiyama.jp/

田村康一郎  (タムラコウイチロウ)  (翻訳 | 解説

一般社団法人ソトノバ共同代表理事、株式会社クオル・チーフディレクター、東京理科大学非常勤講師、PlacemakingX日本リーダーなど。1985年宮崎県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。海外都市・交通計画コンサルタントを経て、プラットインスティテュート都市計画・環境大学院プレイスメイキング専攻修士課程修了。2020年より現職。共編著に『タクティカル・アーバニズム 小さなアクションから都市を大きく変える』(学芸出版社、2021)。

一般社団法人ソトノバ  (イッパンシャダンホウジンソトノバ)  (翻訳 | 解説

2015年創設。2018年より一般社団法人ソトノバとなる。屋外・パブリックスペース系スタートアップ。ウェブメディアを中心に、ソトノバ・コミュニティ、ラボ、プロジェクト、スタジオなどの多様なプラットフォームを展開。近年では、屋外パブリックスペースに関わるビジョニング、社会実験、調査、エリアマネジメント、プレイスメイキングのプロジェクトも展開。メディア:https://sotonoba.place/ ソトノバ・コミュニティ:https://community.sotonoba.jp/

秋元友里  (アキモトユリ)  (翻訳

一般社団法人ソトノバ・ディレクター、ソトノバ・ライター、山十四造園 庭師、日本大学理工学部 客員研究員。1996年神奈川県生まれ。東京都市大学都市生活学部卒業、同大学院環境情報学研究科修士課程修了。大学在学中にオーストラリア留学を経験。2022年よりソトノバにて、プレイスメイキングに関するプロジェクトの運営やコンサルティング業務に従事。

小仲久仁香  (コナカクニカ)  (翻訳

ソトノバ・アソシエイツ。SOWER共同代表。1991年愛知県生まれ。関西学院大学総合政策学部卒業、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻(博士課程一貫)修士号取得退学。開発コンサルタントとして発展途上国における都市の計画策定、事業実施支援に関わり、その後独立。現在はインドネシアの居住地を中心にまちづくりの事業を企画・実施。

田邉優里子  (タナベユリコ)  (翻訳

ニューヨーク、横浜の設計事務所を経て現在はプロジェクトマネージャーとしてグローバル企業の開発・建設プロジェクトに携わる。2019年からPlacemaking JAPANメンバーとして、Placemaking Week JAPANの企画運営やプレイス・ゲームの研究開発、海外連携に関わる。

原田爽一朗  (ハラダソウイチロウ)  (翻訳

建築家、一級建築士。2015年より隈研吾建築都市設計事務所、2024年よりBjarke Ingels Group New Yorkに勤務。国内、海外の様々な建築・都市デザインプロジェクトに携わる。2024年コロンビア大学大学院GSAPP都市計画プログラムを修了。

上記内容は本書刊行時のものです。