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出版者情報
数学が苦手でも解ける! 二級建築士試験構造力学
- 初版年月日
- 2023年9月15日
- 書店発売日
- 2023年9月13日
- 登録日
- 2023年7月24日
- 最終更新日
- 2023年12月26日
紹介
二級の力学は手順を覚えれば解ける!二級を目指す教育の現場で多くの合格者を輩出してきた著者が、数学が苦手な人でも簡単な計算だけで図式的に解ける手順を伝授。過去問を6章13項目にまとめ、各章の「基本知識」「解答欄」「解答解説」をすべて解答の手順にそって構成しているので、確実に解く力を身につけることができる。
目次
はじめに
・本書の構成・特徴
・出題傾向
・最低限やるべきこと
■1章 力のつり合い
◎1・1 釣り合いの3条件
(1) 釣り合いの3条件を使って力を求める
(2) 延長・垂線・移動で力のモーメントを求める
(3) モーメント計算の確認 支点からの垂直距離の求め方が重要
「過去問」 力のつり合い
◎1・2 バリニオンの定理
(1) 平行に作用する力の合成(合力) 2つの分力から支点と合力までの距離がわかる
(2) 平行に作用する力の分解(分力) 合力と二つの分力によるモーメントは等しい
「過去問」 バリニオンの定理
■2章 応力
◎2・1 反力
(1) 単純梁の反力 支点のモーメントの合計=0から反力を求める
(2) 片持ち梁の反力 支点における釣り合いから反力を求める
(3) 単純梁系ラーメンの反力 支点からの垂直距離の求め方が重要
(4)スリーヒンジ系ラーメンの反力 中央ヒンジのモーメントの合計=0を利用
「過去問」ラーメン
「過去問」スリーヒンジラーメン
◎2・2 応力の値(応力図)
(1) 応力(部材内部に生じる力)の意味 外力により内部に力が生じ変形する
(2) 片持ち梁の応力図 応力(N・Q・M)の値を図で表現する
(3) 単純梁の応力図 Q図とM図の関係から応力図を完成させる
「過去問」梁(応力の値)
「過去問」ラーメン(応力の値)
■3章 断面の性質
◎3・1 断面一次モーメント
(1) 断面一次モーメントと図心
(2) 面積・断面一次モーメントから図心を求める
「過去問」図心を求める
◎3・2 断面二次モーメント
「過去問」断面二次モーメントを求める
■4章 応力度
◎4・1 曲げ応力度
(1) 曲げ応力度 材を曲げると圧縮と引張の応力度が同時に作用する
(2) 断面係数 断面の形によって曲げ応力度は変わる
「過去問」σb=M/Zの関係
◎4・2 組み合わせ応力度
(1) 軸方向応力度(圧縮応力度) 断面1mm2あたりに生じる軸方向力
(2) 曲げ応力度 断面1mm2あたりに生じる曲げ応力
(3) せん断応力度 断面1mm2あたりに生じるせん断力
例題 圧縮応力度と曲げ応力度の組み合わせ
「過去問」σb+σt(曲げ+引張応力度)
■5章 トラス
◎5・1 節点法
(1) 図解でトラス部材の軸方向力を求める方法(節点法)
(2) 釣り合いの3条件とは ΣX=0、ΣY=0、ΣM=0
(3) 力の三角形(多角形) 力の釣り合いは力の矢印が閉じること
「過去問」節点のつり合いから図式で部材の軸方向力を求める
◎5・2 切断法
(1) 特定箇所の部材の軸方向力を求める方法(切断法)
(2) 静定トラス(切断法)単純梁 切断した左側でΣM=0、ΣX=0、ΣY=0を計算
「過去問」求めたい部材で切断➡つりあい式で軸方向力を求める
■6章 座屈・たわみ
◎6・1 座屈とは
(1) 座屈の特徴 座屈は細長い材に生じる
(2) 弾性座屈荷重 座屈を起こし始める荷重
(3) 座屈方向と座屈軸(強軸と弱軸) 座屈は断面二次モーメント最小の軸に対して生じる
(4)座屈長さ 支点の拘束状態によって座屈長さは変わる
「過去問」弾性座屈荷重に関する問題
◎6・2 座屈長さ
「過去問」支持条件に応じた座屈長さの違い
◎6・3 たわみ
(1) 梁の変形 梁が曲がるとたわみ角(θ)とたわみ(δ)が生じる
(2) たわみ角(θ)とたわみ(δ)の求め方(モールの定理)
(3) 単純梁のたわみとたわみ角
(4)たわみとたわみ角の式の一覧
「過去問」 たわみの文章題
■7章 確認問題
確認問題
確認問題解答
上記内容は本書刊行時のものです。