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住まいの建築計画 今村 仁美(著/文) - 学芸出版社
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住まいの建築計画 (スマイノケンチクケイカク)

工業・工学
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発行:学芸出版社
B5変型判
156ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7615-2787-7   COPY
ISBN 13
9784761527877   COPY
ISBN 10h
4-7615-2787-0   COPY
ISBN 10
4761527870   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年9月25日
書店発売日
登録日
2021年7月10日
最終更新日
2021年9月3日
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紹介

暮らしの工夫を豊富に盛り込んだ単位空間をはじめ、住まいの歴史、バリアフリーへの対応、安心で安全な構造、地域環境や住環境にまつわる法規、建設コストの概算手順まで、豊富なイラストで徹底解説。〈計画〉〈構造〉〈法規〉〈積算〉を関連付けた画期的な入門書。体系的に楽しく学べる、住宅設計の勘どころ!

目次

はじめに

序章 住まいを知る
1 住宅の成り立ちを知る
1. 尺貫法による単位と大きさ
(1)日本の寸法と単位
①長さ
②建物の大きさ(尺貫法の場合)
③部屋の大きさ(尺貫法の場合)
2. 生活スタイルの変化と住まい
(1)暮らしを支える住まいとコミュニティの変化
(2)移り変わってきた住宅の間取り
(3)西洋スタイルとモジュール
(4)時代とともに多様化する住宅請負のかたち
現代の住宅ができるまで
1. 設計から完成までの流れ
2. 木造住宅の工事の流れ

1章 プランニングの前に知っておきたいこと
1 快適な空間をつくる
1. 空間を構成するもの
(1)壁
(2)建具
①扉
②窓
2. 快適な住環境をつくる工夫
(1)採光とプライバシー
①窓の取付け高さと特徴
②周囲との関係を考える
(2)光・熱・空気のコントロール
①日射

②換気
③通気
④断熱
生活スタイルと部屋の寸法
1. 単位空間の分類
2. 単位空間と計画のポイント
(1)入口まわり
①ポーチ
②玄関
(2)移動
①廊下
②階段
(3)水回り
①トイレ
②洗面・脱衣所
③浴室
④キッチン
(4)共用部
①ダイニング
②リビング
③和室
(5)個室
①主寝室(夫婦寝室)
②子供部屋
(6)半屋外空間
①テラス
②ぬれ縁
③ベランダ
(7)外構
①駐車スペース
②自転車とオートバイ
③外構の種類
3 バリアフリーと部屋の寸法
1. 間取りと動きやすさの例
2. 単位空間と計画のポイント
(1)移動
①スロープ
②玄関
③廊下と出入口
(2)水回り
①洗面・脱衣所
②浴室
③トイレ
④キッチン
(3)個室と収納
①寝室
②収納スペース
(4)駐車スペース
木造のしくみ
1. 空間を構成する要素
(1)木造の骨組み
①柱は何のため?
②壁は何のため?
③梁は何のため?
2. 計画のポイント
(1)注意点:地震や台風に強い建物にするには?
①大きな開口に注意
②大きな空間に注意
③壁の位置のずれに注意
(2)柱の配置:効率のよい構造にするには?
①柱の種類と間隔
②柱を配置する
③上下階の柱はできるだけ揃える

2章 プランニング
1 調べること/考えること
1. 条件を整理する
(1)要望をまとめる
(2)敷地を読む
①敷地の確認
②法的制限の確認
2. いろいろな視点から建物をイメージする
(1)建物の配置
①北側に配置
②東側に配置
③L型に配置
④その他の配置
(2)ボリュームとゾーニング
①ボリューム
②ゾーニング
(3)外観デザイン
①全体像のイメージ
②木造の屋根
③外壁の質感
2 プランをまとめてみよう
1. プランニング図を描く
(1)ゾーニングと外観イメージの再確認
(2)プランニング図の描き方
2. 模型をつくって確かめる
(1)ボリュームやデザインを確かめる
(2)スタディ模型の目的
3. 完成図面を見てみよう

3章 プランニングをするときに確認すること
1 法規は誰のため? 何のため?
1. 敷地についての基準
(1)道路と地域環境
①前面道路の幅員
②用途地域
(2)建物のボリューム
①床面積
②延べ面積
③容積率
④建ぺい率
(3)建物の高さ
①高さ制限の種類
②道路斜線
③隣地斜線
④北側斜線
2. 室内環境についての基準
(1)居室
(2)採光
①必要採光面積
②有効採光面積
(3)換気
①換気の目的と種類
②自然換気
3. 延焼についての基準
(1)法22条区域
①法22条区域の建築制限
②延焼のおそれのある部分
③準耐火性能
4. 耐力壁についての基準
(1)壁量計算
①計算の手順
②壁量計算に用いる表(一部抜粋)
③見付面積の求め方
(2)耐力壁の配置
2 建築費用を求める
1. 建築費用はいつ求めるの?
(1)設計事務所の場合の流れ
(2)積算の構成と求め方
2. 工事費を求める
(1)建物の図面と仕様
(2)数量を求める(一部抜粋)
①基礎(布基礎の場合)
②軸部
③屋根
④外壁
⑤内装・天井・床
(3)工事費の計算(一部抜粋)

索引

著者プロフィール

今村 仁美  (イマムラ サトミ)  (著/文

1969年生まれ、修成建設専門学校卒業。二級建築士。1995年アトリエ イマージュ設立、主宰。1997~2000年 修成建設専門学校非常勤講師、1999年関西デザイン造形専門学校非常勤講師、2000~2008年 湖東カレッジ情報建築専門学校非常勤講師を歴任。 著書(共著)に、『図と模型でわかる木構造』(辻原仁美著、2001)、『図説やさしい建築法規』(2007)、『図説やさしい建築一般構造』(2009)、『図説やさしい建築環境』(2009)(以上、学芸出版社)がある。

田中 美都  (タナカ ミサト)  (著/文

1973年生まれ、早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学大学院修士課程修了。一級建築士。1997~2004年、鈴木了二建築計画事務所勤務、2006年より田中智之とTASS建築研究所設立。

上記内容は本書刊行時のものです。