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出版者情報
タクティカル・アーバニズム
小さなアクションから都市を大きく変える
- 初版年月日
- 2021年6月15日
- 書店発売日
- 2021年6月9日
- 登録日
- 2021年5月14日
- 最終更新日
- 2021年5月15日
書評掲載情報
2021-08-14 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
個人が都市を変えるアクションを起こす時、何から始めればよいのか。都市にインパクトを与え変化が定着するには何が必要なのか。本書は、小さなアクションが拡散し、制度を変え、手法として普及し、社会に定着するアプローチを解説。アメリカと日本の都市の現実に介入し、アップデートしてきた「戦術」を解読、実装しよう。
目次
01 タクティカル・アーバニズムとは
マイク・ライドン/アンソニー・ガルシア/翻訳・編集:田村康一郎
1-1 タクティカル・アーバニズムとは何か
1-2 タクティカル・アーバニズムの実践
1-3 実践から得た六つの教訓
1-4 日本の都市戦術家へのメッセージ
02 タクティカル・アーバニズムを読み解く視点
2-1 ニューアーバニズムなき日本のタクティカル・アーバニズム
中島直人
2-2 プレイスメイキングの手法としてのタクティカル・アーバニズム
田村康一郎
2-3 都市プランニングの変革とタクティカル・アーバニズム
村山顕人
2-4 政策・計画へつなぐ実験・アクションの戦略
中島 伸
2-5 建築家が都市にコミットするための実践的アプローチ
西田 司
03 小さなアクションを始める
3-1 小さなアクションの始め方
山崎嵩拓
3-2 東京ピクニッククラブ(東京):まちに参加する創造力を高める
太田浩史
3-3 アーバンパーマカルチャー(世界各地):消費者を生産者へ変える暮らしのデザイン
鈴木菜央/岡澤浩太郎
3-4 COMMUNE(東京):都市の余白の使い方をアップデートし続ける
松井明洋
3-5 PUBLIC LIFE KASHIWA(柏):仮設の公共空間をまちの居場所にする
安藤哲也
3-6 みんなのひろば(松山):まちに日常の賑わいをもたらす拠点
尾﨑 信
3-7 定禅寺通(仙台):ストリート活用から都心の回遊性の創出へ
榊原 進
3-8 MIZUBE COMMON(和歌山):水辺の使いこなしからエリアのリノベーションへ
岩本唯史
04 長期的変化をデザインする
4-1 長期的変化をデザインする
泉山塁威
4-2 歩行者中心にシフトし始めた道路政策
池田豊人
4-3 ストリートデザインガイドラインの舞台裏
今 佐和子
4-4 人間のためのストリートをつくる制度のデザイン
渡邉浩司
4-5 北浜テラス(大阪):民間主導の水辺のリノベーション
泉 英明
4-6 東遊園地URBAN PICNIC(神戸):公民連携による戦術的パークマネジメント
村上豪英
4-7 池袋グリーン大通り(東京):社会実験から特区へ
泉山塁威
4-8 御堂筋(大阪):トライセクターで都市の風景を変える
忽那裕樹
05 まちのプレイヤーをつくる
5-1 まちのプレイヤーをつくる
矢野拓洋
5-2 URBANING_U(東京):個人ができる小さな都市計画
笠置秀紀/宮口明子
5-3 橋通りCOMMON(石巻):都市の共有化をローカライズする
苅谷智大
5-4 HELLO GARDEN(千葉):暮らしをアップデートする実験広場
西山芽衣
06 タクティカル・アーバニズムのメソッド
マイク・ライドン/アンソニー・ガルシア/翻訳・編集:矢野拓洋
6-1 プロジェクトの10 ステップ
6-2 五つのスチュワードシップモデル
6-3 プランニングの五つのフェーズ
6-4 参加型ワークショップのフレームワーク
6-5 神田でのワークショップの実践
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。