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出版者情報
地域価値を上げる都市開発
東京のイノベーション
- 初版年月日
- 2020年11月10日
- 書店発売日
- 2020年10月29日
- 登録日
- 2020年8月29日
- 最終更新日
- 2020年10月8日
紹介
アークヒルズ、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、GINZA SIX…時代を画した事業の計画・設計・地元や行政との協議・財務そして完成後の運営。森社長の下で40年にわたって実務を担当してきた著者が、飾らずに事実を積み重ねて率直に語る本書には、きらびやかな結果の裏に隠れた忍耐、苦労、工夫、危機が書かれている。不動産開発関係者必読書。
目次
はじめに
第1章 森ビルの企業文化と超効率ナンバービルの開発
1 共通理念とイノベーション
2 私の最初の仕事
3 賃貸ビル会社として地位を築く
第2章 ナンバービルの改革 オイルショック後の安定成長に対応
1 ラフォーレ原宿 ファッションビルへの挑戦
2 ナンバービルの開発 安定成長時代に対応
3 1980年代初期の事務所ビルの連続竣工 会社の体力を付ける
第3章 アークヒルズ 民間初の大型複合再開発
1 19年に及んだ再開発
2 着工までの計画内容の変遷
3 着工後の計画変更
4 第三のビジネス都心に 高密度・高環境の追求
5 第1次・第2次オイルショックと不動産業界
6 アークヒルズの事業評価
第4章 ヒルズシリーズへの展開とバブル崩壊
1 御殿山ヒルズ 1種住専地区の高層複合開発
2 城山ヒルズ 幹線道路に面さない超高層複合開発
3 六本木ファーストビル バブルの頂点での入札物件
4 バブル期の不動産業界
5 バブル崩壊後の森ビル
第5章 バーティカル・ガーデンシティの都市像構築
1 バーティカル・ガーデンシティの構想
2 愛宕グリーンヒルズ プロトタイプとして
3 元麻布ヒルズ 高級住宅地での挑戦
第6章 六本木ヒルズⅠ 文化都心コンセプトの構築とコンセンサスづくり
1 プロジェクトの沿革と社会的意義
2 テレビ朝日との出会いと再開発課題の整理
3 地元活動を始める
4 準備組合活動と都市計画決定
第7章 六本木ヒルズⅡ 文化都心とバーティカル・ガーデンシティの実現
1 都市計画決定から着工まで
2 着工からオープンまで
第8章 ポスト六本木ヒルズのプロジェクト
1 同潤会を再開発した表参道ヒルズ
2 平河町森タワー シールドの地下鉄を跨いだ複合ビル
3 アークヒルズ仙石山森タワー アークヒルズを東側へ拡張
4 アークヒルズサウスタワー 二つの大規模再開発をつなぐ
5 虎ノ門ヒルズ 環状2号線を跨いだ官民協働の複合再開発
6 逆風下の中国進出
第9章 GINZA SIX 開発能力を提供した新ビジネスモデル
1 プロジェクトの沿革
2 コンサルタント契約の締結 プロジェクト前史
3 銀座ルールと高さ プロジェクト第1幕
4 建築計画案の策定とリーマン・ショック プロジェクト第2幕
5 事業体制の組み直しから着工まで プロジェクト第3幕
第10章 東京は世界一のオフィス都市になりうるか
1 戦後のオフィスブーム
2 オフィスビルづくりにとって天国のような環境
3 今後の懸念
4 昭和は工場、平成はオフィスの時代
5 日本企業の本社は水膨れ
6 ピンチをチャンスに変える
7 これからの不動産業に向けて
おわりに/追記
上記内容は本書刊行時のものです。