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商空間のデザインエレメント 加藤 吉宏(著/文) - 学芸出版社
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商空間のデザインエレメント ディテールで学ぶ提案力の教科書

発行:学芸出版社
A5判
184ページ
定価 2,600円+税
ISBN
9784761527495
Cコード
C0052
一般 単行本 建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年8月10日
書店発売日
登録日
2020年6月16日
最終更新日
2020年6月30日
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紹介

計画・ファサード・開口部・色・材質・照明・家具の七つのエレメントから商空間デザインを読み解く設計者のための教科書。フード、リテール、ヘアサロン、オフィス、学校など自身の作品を含む93作品を豊富な写真と図面で紹介。建築、インテリアデザインの勘所を押さえ、多様化する商空間のニーズに応える提案力を鍛える。

目次

まえがき 拡張する商業施設のジャンル

1章 デザインエレメントと建築計画
計画プランニングの重要性
01. 飲食店の計画
1 客席がプランを決定する
――開く空間・閉ざす空間
2 狭小間口のプランをどうさばくか
――客席に個室感を持たせる
3 環境を含めてプランをつくる

02. 物販店の計画
1 ディスプレイがプランを決定する1
2 ディスプレイがプランを決定する2
3 空間のコンセプトが物を演出する

03. ヘアサロンの計画
1 セットミラーの造形でコンセプトを表現する
2 光庭を中心に機能的なプランにする

04.オフィスの計画
1 企業のアイデンティティをプランで表現する

05.学習塾の計画
1 新しい教室として考える
2 遊び場のような学び空間をつくる

06.学校の計画
1 学び空間を開くデザインにする
<コラム> プランからデザインは始まる

2章 ファサード
ファサードで差別化を図る
01.内部空間とファサード
1 ロゴで文化を表現する
2 伝統的要素でデザインする
3 商品コンセプトと連動したファサード
4 内部空間を期待させるファサード

02.商業施設としての存在
1 高さでインパクトを出す
2 シンプルなファサードにチカラを与える
3 見え隠れする空間でひとを引つける
4 ダブルスキンで機能性とデザイン性を生む
5 コンクリートにパターンをデザインする

03.外部環境と関係性
1 内に閉じず地域に開く
2 室外を活かして活気を生み出す
3 建築と環境との対比をデザインする
<コラム>目立つだけがファサードではない

3章 開口部
開口部の内と外からの見え方がポイント
01.外部からの見え方をデザインする
1 同形状の窓で変化をつける
2 開口部の外部にデザインする

02.内部からの見え方をデザインする
1 開口部の内側にデザインした窓機能をもたせた1
2 開口部の内側にデザインした窓機能をもたせた2

03.インテリアの開口部
1 開口部で空間を変化させる
2 多彩な色をもつ開口部で空間を仕切る
<コラム> 窓は内と外の架け橋

4章 材質
マテリアルは意味をもつ
01.金属の表現
1 鉄の錆をデザインする
2 異なるテクスチャーのアルミをパターン化する1
3 異なるテクスチャーのアルミをパターン化する 2
4 アルミ板をデザイン加工する1
5 アルミ板をデザイン加工する2

02.ガラスの表現
1 ブラスト加工に写る鏡をデザインする
2 カラーガラスにフリーハンドでブラスト加工する
3 ガラスの柔らかな表情を活かす

03.木の表現
1 形の異なる木製縦ルーバーでデザインする
2 木板壁をモデュール化する
3 竹の自然感をデザインする
4 木製格子組みで空間をつなげる

04.異種素材の表現
1 ビニールテントで多機能をデザインする
2 木片圧縮材を加工し壁をつくる
3 オリジナルのコンクリート版をつくる
<コラム> マテリアルは空間を示唆する

5章 色
空間では色はマニュアルどおりにいかない
01.色によるインテリアのイメージ
1 色から文化をデザインする
2 楽しく学べる色のある空間をデザインする

02.自然素材を生かす
1 天然の色むらをコーディネートする
2 色で木目を引き立てる
3 無機質板を自然な風合いへ

03.色を主張した形
1 色は形で変化する
2 空間をインクジェットでアートする
<コラム> 色は感情を沸き立てる

6章 照明
影は光を強調させる
01.型どる光
1 光で形をあらわす
2 光でデザインに寄りそう
3 光で形をやわらげる

02.演出する光
1 揺らぐ光を演出する
2 アートな光を演出する
3 デザインの核となる光を演出する

03.デザインする光
1 ジッパーのついた照明で形を変化させる
2 光はアクリルを通しデザインする1
3 和紙素材で柔らかな光をデザインする
4 レディメードからオリジナルのスタンド照明をつくる
5  オリジナルシーリングライトで演出する
<コラム> 光こそ造形の源

7章 家具
主張する家具は空間の中心となる
01.空間デザインと家具機能を共有する造作家具
1 内外部のディスプレイを兼ねた機能をもつ
2 ワインラックは空間と一体化させる
3 巨大化した椅子がディスプレイ機能をもつ
4 可動式ディスプレイ棚をデザインする

02.椅子は機能とデザインで空間に影響を与える
1 異種素材のパーツを変えながら椅子になる
2 コミックのフキダシをデザインした椅子
3 心地よさはディテールから始まる

03.空間のイメージをテーブルが表現する
1 アート性のある発想でデザインする
2 テーブルと空間を同時にデザインする
3 テーブルに浄化機能がつく

あとがき エレメントから導くデザイン

著者プロフィール

加藤 吉宏  (カトウ ヨシヒロ)  (著/文

1957年愛知県生まれ。1980年愛知工業大学工学部建築学科卒業。1980年から設計活動に従事。1985年加藤吉宏アトリエ創業。1991年株式会社加藤吉宏アトリエ設立。2013年名古屋工業大学大学院工学研究科社会工学専攻博士後期課程終了。博士(工学)。現在、愛知産業大学造形学部建築学科教授。日本商環境デザイン賞、JCDデザイン賞他受賞多数。著書『仕掛ける空間デザイン』(六曜社、2015年)。

上記内容は本書刊行時のものです。