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SDGs×自治体 実践ガイドブック 高木 超(著/文) - 学芸出版社
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SDGs×自治体 実践ガイドブック (エスディージーズカケルジチタイジッセンガイドブック) 現場で活かせる知識と手法 (ゲンバデイカセルチシキトシュホウ)

社会一般
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発行:学芸出版社
A5判
184ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7615-2732-7   COPY
ISBN 13
9784761527327   COPY
ISBN 10h
4-7615-2732-3   COPY
ISBN 10
4761527323   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月15日
書店発売日
登録日
2019年12月13日
最終更新日
2020年2月11日
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紹介

鎌倉市長 松尾崇 氏 推薦!

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■「SDGs×自治体 実践ガイドブック」によせて

「SDGs達成に向けた取り組みを推進したい」と考えている自治体関係者の多くが、実際「SDGsにどう向き合っていったらよいのだろうか?」と悩んでいると思う。そして、その悩みに答えてくれる文献は残念ながら少ない。

そのような中で本書は、SDGs基礎知識として必要なキーワードや自治体が取り組むべき理由、また、課題解決に向けた具体的な目標設定や施策に結び付ける方法などがわかりやすくまとめられている。先進的な事例も多数紹介されており、実務的にもとても参考になると思う。
本書は、自治体関係者にとって、まさに「SDGsの教科書」である。
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持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた取り組みが各地で広がっている。本書では、自治体が地球規模の目標を地域に引きつけて活用する方法について、[1]SDGsの基本についての理解、[2]地域課題の可視化と革新的な目標設定、[3]既存事業の整理と点検、[4]政策の評価と共有の4STEPで解説。国内外で先進的な実践を重ねる自治体への取材に基づく最新事情のほか、基礎の理解を助けるゲームや、多様なステークホルダーとの協働に役立つワークショップなど、現場で活かせる具体的なノウハウも紹介する。

目次

はじめに

■序章 SDGsと自治体
SDGsが目指すもの
SDGsの基礎知識
SDGsの特徴を表す5つのキーワード
なぜ自治体がSDGsに取り組むのか
コラム|SDGs推進本部とSDGs推進円卓会議

■STEP 1 体験型ゲームでSDGsについて理解する
学ぶのではなく、体感しよう
ゲーム|「2030 SDGs」で世界規模の状況をつかもう
ゲーム|「SDGs de 地方創生」で身近な課題を意識しよう
2つのカードゲームの比較と意義
コラム|SDGsと地方創生

■STEP 2-SCENE1 システム思考で地域課題のインターリンケージを可視化する
自治体が抱える課題の構造を俯瞰しよう
ワークショップ①|課題間の関係を捉えよう
コラム|マテリアリティ(優先課題)の特定

■STEP 2-SCENE2 バックキャスティングのアプローチで目標を設定する
未来から逆算して現在を考えてみよう
コラム|どのような推進体制を整備するか
求められる「変革の視点」
ケーススタディ|野心的な目標設定で環境政策を軸にした─ 地域循環をつくる── 大崎町(鹿児島県)
コラム|目標をベースにした国際社会の新たなガバナンス手法
コラム|SDGs“18番目”のゴール

■STEP 3 アウトサイド・インの視点でSDGsを自治体戦略に統合する
SDGs「で」整理し、点検しよう
ワークショップ②|主体同士の相乗効果を引き出そう
コラム|マンダラートとは
コラム|お助けサイコロ
ワークショップ③|課題解決によるトレードオフを分析しよう
コラム|トレードオフとは

■STEP 4 ロジック・モデルを用いて取り組みを評価・共有する
指標を活用して進捗を測ろう
ケーススタディ|SDGsのローカライズを参加型評価で進める─ 能登SDGs評価プロジェクト── 珠洲市(石川県)
コラム|データが取れない指標がある?
報告と共有を経てマルチステークホルダーで取り組む
ケーススタディ|SDGsと総合計画─ 鎌倉市による市民対話型ワークショップ── 鎌倉市(神奈川県)

■終章 「SDGs×自治体」をより深く実践するために
ケーススタディ|地域の蓄積を活かし加速させる──下川町(北海道)
ケーススタディ|国際的な存在感の向上につなげる──神奈川県
SDGsを活用して世界と学び合うためには

もっと学びたい人のために
おわりに
謝 辞
巻末付録 お助けサイコロ

著者プロフィール

高木 超  (タカギ コスモ)  (著/文

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教
国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)リサーチ・アソシエイト
NPOや民間企業を経て、2012年から神奈川県大和市役所の職員として住民協働、厚木基地問題、待機児童対策を担当。2017年9月に退職し、渡米。クレアモント評価センター・ニューヨークの研究生として「自治体におけるSDGsのローカライズ」に関する研究を行うほか、国連訓練調査研究所(UNITAR)とクレアモント大学院大学が共催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を日本人で初めて修了。2019年4月から現職(国連大学は2019年9月着任)。鎌倉市SDGs推進アドバイザー、能登SDGsラボ連携研究員のほか、ミレニアル世代を中心にSDGs の達成に向けて取り組む団体、SDGs-SWYの共同代表も務める。

上記内容は本書刊行時のものです。