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地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた 松本 紹圭(著/文) - 学芸出版社
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地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた (チイキトトモニミライヲヒラク オテラトイウバノツクリカタ)

哲学・宗教
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発行:学芸出版社
四六判
200ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7615-2716-7   COPY
ISBN 13
9784761527167   COPY
ISBN 10h
4-7615-2716-1   COPY
ISBN 10
4761527161   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0015  
0:一般 0:単行本 15:仏教
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年9月25日
書店発売日
登録日
2019年7月25日
最終更新日
2019年9月6日
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紹介

「お寺離れ」と「仏教ブーム」の時代に、お寺・僧侶に求められる役割とは、「先祖教」と「仏道」への入り口となる「場」をつくること。もともと人が集まる空間があり、地域との伝統的なつながりがあるお寺は、社会的課題解決に貢献できる無限の可能性を秘めている。全国各地のお寺で始まった、新しい「お寺習慣」から始める「地域の居場所」のつくりかた。

目次

はじめに

1部 お寺という場の可能性 松本紹圭
1 今、仏教に起こっていること「お寺離れ」と「仏教ブーム」
2 「日本のお寺は二階建て」論
3 仏教・お寺・僧侶、これからの役割

2部 お寺という場をつくる人々 遠藤卓也
1 地域活性化のための場
・「マルシェ」を活用した「花まつり」という習慣の再興 - 埼玉県草加市・光明寺「花まつりマルシェ」
・お祭りの明るいエネルギーで地域を照らす - 愛知県名古屋市 久遠寺「新栄祭」
2 働く人のための都心の居場所
・なぜ人が集う?都心のお寺カフェ - 東京都港区 光明寺「神谷町オープンテラス」
・都心で自由に過ごせる「やさしい居場所」 - 東京都新宿区 淨音寺「らうんじ淨音寺」
・コラム:働き方改革でニーズ急増?お寺のコワーキングスペース
3 お寺の名物を活かした場づくり
・みんなで育てるお寺の名物 - 静岡県伊豆の国市 正蓮寺「蓮まつり」
・コラム:お寺の「関係人口」が関わり続けられる仕組みづくり
・クラウドファンディングをつかって地域の名物を復活! - 栃木県宇都宮市 光琳寺
・名物のおとりよせで関係づくり!? - 神奈川県川崎市 髙願寺「髙願寺おとりよせ市場」
4 出張して居場所づくり
・お寺じゃないからこそ打ち明けられる悩みもある - 長崎県大村市「お坊さんスナック」
・自己研鑽の場からコミュニティの場へ – 北海道岩見沢市 善光寺「喫茶店法話」
・コラム:また会いたくなるお坊さんに出会える–「H1法話グランプリ」
5 子どもたちの学びの場
・地域の子どもたちのセーフティネットを目指す - 愛知県名古屋市 教西寺「寺子屋活動」
6 子育て支援の場
・緑豊かなお寺は訪れるだけでママたちの癒やしに - 千葉県千葉市 本休寺「ぴよこの会」
・障がいをもつ子と家族のための場づくり - 東京都豊島区 勝林寺「お寺でくつろぎば」
・コラム:全国に広がる「気持ち」の受け皿「おてらおやつクラブ」
7 悩める若者のための場
・若者たちが考え、行動し始めるための場づくり - 奈良県磯城郡 安養寺「山と学林」
・ひきこもりのためのお寺カフェ - 福岡県北九州市 宝樹寺「Cafe ☆ Tera」
8 高齢者のための場
・地域の健康寿命延伸にチャレンジ! - 東京都小金井市 長昌寺「金曜健康サロン」
・コラム:お寺から「心と体の健康」を提供する「ヘルシーテンプル構想」
・地域医療とお寺の連携 - 三重県桑名市善西寺「善西寺エンディングセミナー」
・コラム:空き家活用で世代間の助け合い「Fukumochi vintage」
9 遺族のための場
・あの悲しみをなかったことにしない - 静岡県伊豆の国市 正蓮寺「グリーフケアのつどい」
・コラム:僧侶たちにグリーフケアの学びの場を提供する 一般社団法人リヴオン

おわりに
未来の住職塾について

著者プロフィール

松本 紹圭  (マツモト ショウケイ)  (著/文

一般社団法人未来の住職塾 塾長
1979年北海道生まれ。東京神谷町・光明寺僧侶。未来の住職塾塾長。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader。武蔵野大学客員准教授。東京大学文学部哲学科卒。2010年、ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院(ISB)でMBA取得。2012年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」を開講し、7年間で600名以上の宗派や地域を超えた若手僧侶の卒業生を輩出。『お坊さんが教える心が整う掃除の本』(ディスカバートゥエンティワン)他、著書多数。お寺の朝掃除の会「Temple Morning」の情報はツイッター(@shoukeim)にて。

遠藤 卓也  (エンドウ タクヤ)  (著/文

一般社団法人未来の住職塾 理事
1980年東京生まれ。一般社団法人未来の住職塾 理事。立教大学卒業後、IT企業で働く傍ら2003年より東京神谷町・光明寺にて「お寺の音楽会 誰そ彼」を主催。10年以上続く活動において、地域に根ざしたお寺の「場づくり」に大きな可能性を感じ、2012年より住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」の運営に携わる。全国各地の寺院の「お寺の広報」に関する相談・講演・研修、ホームページ・パンフレットの制作などを行う。また、音楽会やマルシェなどお寺での「場づくり」もサポートする。一般社団法人寺子屋ブッダが運営する僧侶のための情報サイト「寺子屋學」では副編集長をつとめる。

上記内容は本書刊行時のものです。