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出版者情報
図解レクチャー 構造力学
静定・不静定構造を学ぶ
- 初版年月日
- 2011年11月
- 書店発売日
- 2011年11月15日
- 登録日
- 2016年6月28日
- 最終更新日
- 2016年6月28日
紹介
力の基礎から静定・不静定構造、構造物の崩壊までを一冊で学習することができる、一級建築士試験にも対応したテキスト。苦手意識を持たれやすい構造力学の分野だが、図解で丁寧に繰り返し解説することで基礎から応用まで網羅。四則計算のみで解説しているため、デザイン系の学生にも活用できる、初学者のための入門テキスト。
目次
第1章 力の基礎
1・1 力の表現と種類
1 一点集中する力
1)力の和
2)力の分解
2 力のモーメント
1)距離の考え方
2)偶力のモーメント
3 分布する力
1・2 力の釣合い
第2章 静定構造の解き方
2・1 構造物の分類と表現
1 構造物の分類
2 構造物のモデル化
2・2 反力
1 単純梁の反力
1)集中荷重を受ける単純梁
2)分布荷重を受ける単純梁
3)モーメント荷重を受ける単純梁
2 片持ち梁の反力
3 ラーメンの反力
2・3 梁・ラーメン部材に生じる力
1 部材に生じる力の種類
1)曲げモーメント
2)せん断力
3)軸方向力
2 部材に生じる力の計算法
1)単純梁:集中荷重の場合
2)単純梁:分布荷重の場合
3)単純梁:モーメント荷重の場合
4)片持ち梁:集中荷重の場合
5)片持ち梁:分布荷重の場合
6)片持ち梁:モーメント荷重の場合
7)単純ラーメン:集中荷重の場合
8)単純ラーメン:分布荷重の場合
9)ヒンジのあるラーメン
3 曲げモーメントとせん断力との関係
1)せん断力の値は曲げモーメント図の傾き
2)曲げモーメントの値はせん断力図の面積
4 重ね合わせの原理
2・4 トラス部材に生じる力
1 切断法
1)単純梁型の場合
2)片持ち梁型の場合
2 節点法
3 図解法
第3章 断面と応力度
3・1 断面に関する数量
1 図心
2 断面2次モーメント
3 断面係数
3・2 応力度
1 引張(圧縮)応力度
2 曲げ応力度
3 せん断応力度
4 許容応力度
5 許容曲げモーメント
6 曲げ応力度と引張・圧縮応力度との組み合わせ
第4章 不静定構造の解き方
4・1 たわみ・たわみ角
1 単純梁のたわみ・たわみ角
1)両端にモーメント荷重を受ける場合
2)中央に集中荷重を受ける場合
3)分布荷重を受ける場合
2 傾斜によるたわみ
4・2 たわみ・たわみ角式を利用した不静定梁の解法
1 ローラー─固定梁の解法
2 両端固定梁の解法
4・3 剛床仮定のラーメン
1 水平剛性の算定
2 水平力の分担
3 多層ラーメンの水平変位
4・4 たわみ角法
1 不静定ラーメンの変形
2 たわみ角公式の誘導
3 たわみ角公式による解法
4 せん断力、軸方向力、反力の計算
4・5 固定モーメント法
1 曲げモーメントの伝わり方
2 固定モーメント法の基本的解法
3 対称門形ラーメンの解法
4 2層対称門形ラーメンの解法
第5章 座屈・構造物の崩壊
5・1 座屈
1 弾性座屈荷重
2 弾性座屈荷重の梁による影響
5・2 静定構造の崩壊
1 崩壊の過程と全塑性モーメント
2 崩壊荷重の算定
5・3 不静定構造の崩壊
1 不静定構造の崩壊過程
2 不静定構造の崩壊荷重の算定
3 崩壊機構の検討
4 圧縮を考慮した全塑性モーメント
附録 基本公式の誘導
1 微分・積分の基礎知識
2 断面2次モーメント公式
3 片持ち梁のたわみ式・たわみ角式
4 弾性座屈荷重の公式
公式一覧
さくいん
上記内容は本書刊行時のものです。