書店員向け情報 HELP
出版者情報
図説 わかる環境工学
- 初版年月日
- 2008年11月
- 書店発売日
- 2008年11月10日
- 登録日
- 2017年3月6日
- 最終更新日
- 2017年3月6日
紹介
「水処理」「排ガス処理」「廃棄物処理」等、従来どおりの項目に加え、「環境化学物質」「リスク」「エネルギーと資源」といった今日的な論点を新たに解説・整理した。巻末には各内容を定量的に取扱う為の単位系・データベース等、近年統一された基礎事項を掲載。図版と例題を通して基礎知識と最新事項を学ぶ大学テキスト。
目次
1 水の利用と循環を理解する
1・1 資源としての水
1・2 水中での物質の変化
1・3 水の汚れと富栄養化
1・4 水の利用・再生システム
1・5 高度処理技術
2 大気汚染物質を制御する
2・1 物質が燃えること―燃えて発生するガスと大気汚染
2・2 大気汚染防止対策
2・3 固形物の燃焼形態と装置
2・4 大気汚染を防止する技術―(1)集じん技術
2・5 大気汚染を防止する技術―(2)汚染物質の除去技術
3 廃棄物を適正処理から資源循環へ導く
3・1 廃棄物対策の歴史
3・2 廃棄物処理の基本事項
3・3 廃棄物の解体・破砕―適正処理と資源化の第一段階
3・4 廃棄物と資源の選別プロセス
3・5 ごみの熱処理
3・6 熱利用という名の資源化―サーマルリサイクル
3・7 プラスチックリサイクル
3・8 バイオマス廃棄物のリサイクル
3・9 廃棄物の最終処分(埋立処分)
4 環境化学物質の環境運命を予測する
4・1 化学物質の規制
4・2 コンパートメントモデル
4・3 分配係数と濃度
4・4 分解と相間移動
4・5 モデルの線形性
5 リスクを考える──比較と受容
5・1 リスクの大きさの表現方法
5・2 リスク係数の使用
5・3 天然起源のリスク
6 エネルギーをマクロにとらえる
6・1 熱工学の基礎
6・2 燃焼エネルギー
6・3 熱エネルギーと動力エネルギーの変換
6・4 エネルギーの持続可能性
資料編
7 環境システム解析の基礎
7・1 物質収支の考え方
7・2 環境システム解析法とその応用
7・3 物質の移動―移流と拡散
7・4 物質の生成・消失―生成項
8 熱力学的方法
8・1 環境分野の熱力学とは
8・2 pHの計算方法
8・3 金属水酸化物の沈殿と溶解
8・4 雰囲気の概念
8・5 データの入手方法
上記内容は本書刊行時のものです。