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失敗に学ぶ中心市街地活性化 横森 豊雄(著) - 学芸出版社
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失敗に学ぶ中心市街地活性化 (シッパイニマナブチュウシンシガイチカッセイカ) 英国のコンパクトなまちづくりと日本の先進事例

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発行:学芸出版社
A5判
縦210mm
224ページ
定価 2,400 円+税   2,640 円(税込)
ISBN
978-4-7615-2439-5   COPY
ISBN 13
9784761524395   COPY
ISBN 10h
4-7615-2439-1   COPY
ISBN 10
4761524391   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2008年8月
書店発売日
登録日
2016年5月17日
最終更新日
2016年5月17日
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紹介

なぜ旧まちづくり三法は中心市街地を再生できなかったのか?日本より十年早く郊外化を経験したが優れた政策で中心市街地の再生に成功した英国の経験は改正まちづくり三法にどこまで活かされたのか?法改正後の課題を明示し、長野、日向、青森、宮崎、柏の先進的な取り組みを徹底検証、コンパクトなまちづくりへの道を探る。

目次

序章 人口減少・高齢社会とコンパクトなまちづくり

1 コンパクトなまちづくりとは何か
2 コンパクトなまちづくりが必要な理由

第1章 中心市街地の衰退

1 拡散的なまちづくりのモデル
2 旧まちづくり三法下の中心市街地

第2章 英国に学ぶ失敗と成功

1 規制緩和で激増した郊外大型店
2 サスティナブル・デベロップメント
3 タウンセンターマネジメント(TCM)の取り組み
4 安定財源確保による事業継続の試み
5 ビジネス改善地区(BIDs)の導入
6 イギリスのまち再生成功の理由

第3章 まちづくり三法改正と中心市街地再生の課題

1 郊外開発規制への転換
2 中心市街地への国の支援
3 広域調整の課題と都道府県の対応
4 市町村に課せられた課題
5 担い手と官民パートナーシップ

第4章 2核1モールのまちづくりとタウンマネージャーの存在―長野市

1 長野市の中心市街地活性化の取り組みとその背景
2 長野ダイエー跡地ビルの利活用「もんぜんぷら座」
3 蔵を活用した商業施設「ぱてぃお大門」の整備
4 まちなかのさらなる機能強化
5 長野市の中心市街地活性化のポイント
6 改正まちづくり三法後の取り組み

第5章 市役所と商店街の連携プレーと車社会に対応したまちづくり―日向市

1 日向市の中心市街地活性化の取り組みとその背景
2 日向市の中心市街地商業活性化のスタート
3 「パティオ」に追随して「街区」ごとにまちづくり
4 車社会に対応した駐車場整備
5 賑わいを生み出すイベントと居住人口の増加策
6 日向市の中心市街地活性化のポイント
7 改正まちづくり三法後の取り組み

第6章 一貫した政策と民間投資の呼び込み―青森市

1 青森市の中心市街地活性化の取り組みとその背景
2 小さな第一歩から大きなステップへ―パサージュ広場
3 複合的な機能を集約して集客「核」となった「アウガ」
4 「まちづくりあきんど隊」と商店街の役割
5 青森市の中心市街地活性化のポイント
6 改正まちづくり三法後の取り組み

第7章 超大型店の郊外出店に街が結束―宮崎市

1 宮崎市の中心市街地活性化の取り組みとその背景
2 寿屋ビル再生への取り組みとDoまんなかモール
3 老舗百貨店「山形屋」の再生
4 宮崎市の中心市街地活性化のポイント

第8章 イメージアップ戦略と回遊性強化による賑わいづくり―柏市

1 柏市の中心市街地活性化の取り組みとその背景
2 まちの「イメージアップ作戦」
3 若手育成塾「柏塾」(ストリート・ブレイカーズ)
4 「柏駅周辺イメージアップ推進協議会」と「新生ストリート・ブレイカーズ」
5 「かしわインフォメーションセンター(KIC)」と「まち歩きマップ」
6 若者のまちから大人のまちへ
7 柏市の中心市街地活性化のポイント
8 改正まちづくり三法後の取り組み

終章 中心市街地の賑わい回復に向けての大切な視点

著者プロフィール

横森 豊雄  (ヨコモリ トヨオ)  (

関東学院大学教授。1952年生まれ。1980年専修大学大学院経済学研究科博士課程修了、スターリング大学(イギリス)経営学部客員教授、専修大学教授、長崎県立大学教授、宮城大学教授を経て、現職。著書に『流通の構造変動と課題―ヨーロッパと日本の流通』(白桃書房)、『英国の中心市街地活性化―タウンセンターマネジメントの活用』(同文舘出版)、『商業まちづくり―商業集積の明日を考える』(共著、白桃書房)、『街づくりマーケティングの国際比較』(共著、同文舘出版)等。

久場 清弘  (クバ キヨヒロ)  (

独立行政法人中小企業基盤整備機構中心市街地活性化協議会アドバイザー。1971年平島二郎建築設計事務所勤務、㈱ア-バンソフト設立、都市計画・企画担当取締役。システム・デザイン・ラボ設立等を経て、現職。商業活性化アドバイザー、企業連携支援アドバイザー、中心市街地サポートマネージャー。著書に『街づくり会社の設立・運営ノウハウ』(共著、中央経済社)、『商店街の危機脱出作戦』(共著、ぎょうせい)。

長坂 泰之  (ナガサカ ヤスユキ)  (

独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿支部事業支援課長。1963年生まれ。1985年東京経済大学経済学部卒業。同年中小企業事業団(現中小企業基盤整備機構)入団、1994年中小企業診断士登録。中小企業大学校にて中小企業診断士養成研修、タウンマネージャー養成研修などの企画・実習指導を経て、全国各地の商店街、ショッピングセンターの計画・運営診断、各地の中心市街地活性化の診断を多数実施。

上記内容は本書刊行時のものです。