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ユニバーサル・デザインの仕組みをつくる 川内 美彦(著/文) - 学芸出版社
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ユニバーサル・デザインの仕組みをつくる (ユニバーサルデザインノシクミヲツクル) スパイラルアップを実現するために

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発行:学芸出版社
A5変型判
縦220mm
224ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7615-2409-8   COPY
ISBN 13
9784761524098   COPY
ISBN 10h
4-7615-2409-X   COPY
ISBN 10
476152409X   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2007年8月
書店発売日
登録日
2019年5月14日
最終更新日
2019年5月14日
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紹介

すべての人にとって、より使いやすい社会環境を実現するための取組み、ユニバーサル・デザイン。日本での広がりを丹念に追うとともに、今後の課題として、事前検討から事後評価、さらに次のプロジェクトへの情報提供にいたるまで、継続的な改善からスパイラルアップ(品質の向上)へとつなげる、その仕組みづくりを提案する。

目次

序章 本論に入る前に
  1 本書の背景と概要
  2 本書の構成と用語について
  3 「・」の意味
  4 私の考えるユニバーサル・デザインの定義
  5 本書の目的─継続的改善の検討
  6 検討の方法

第1部 ユニバーサル・デザインの成り立ち
第1章 わが国におけるアクセシビリティへの取組み
  1・1 地方から始まったわが国のアクセシビリティへの取組み
  1・2 80年代まで
  1・3 90年代以降の変化

第2章 米国を中心としたバリアフリーの広がり
  2・1 ユニバーサル・デザインにつながる背景
  2・2 バリアフリーの始まり
  2・3 規準化への動き
  2・4 国連の報告書とそれ以降の変化

第3章 ユニバーサル・デザインの仕組みをつくる
  3・1 ユニバーサル・デザインの誕生
  3・2 バリアフリー vs. ユニバーサル・デザイン
  3・3 ユニバーサル・デザインのもつ性質
  3・4 ユニバーサル・デザインの実現のために ──スパイラルアップの考え方

第2部 まちづくりとユニバーサル・デザイン
第4章 プロセスとしての ユニバーサル・デザインのモデル化
  4・1 スパイラルアップのモデル化
  4・2 絶対に到達できない─漸近線のアプローチ
  4・3 これまでのモデル図
  4・4 利用者の捉え方
  4・5 スパイラルアップに必要な要素
  4・6 継続的改善のモデルの提案
  4・7 継続的改善モデルの先例
  4・8 継続的改善モデルの適用アンケート
  4・9 社会システムとしての展開を

第5章 プロセス規定の整備と参画をめざして
  5・1 ユニバーサル・デザインのまちづくりへの適用にあたって
  5・2 仕様規定/性能規定/プロセス規定
  5・3 プロセス上における留意点
  5・4 利用者の参画のために
  5・5 ユニバーサル・デザインと政策

第3部 ユニバーサル・デザインの実現へ残された課題
第6章 ものづくりから仕組みづくりへ

  6・1 ユニバーサル・デザインの目指すもの─態度変容
  6・2 当面の実現を目指して
  6・3 ユニバーサル・デザインの実現のために
索引

あとがき

著者プロフィール

川内 美彦  (カワウチ ヨシヒコ)  (著/文

一級建築士事務所、アクセス プロジェクト主宰。博士(工学)。東洋大学ライフデザイン学部非常勤講師。
アクセス・コンサルタントとして、だれにも使いやすく、安全な建物やまちづくりをめざしている。
2000年「第一回ロン・メイス21世紀デザイン賞」受賞。
『バリア・フル・ニッポン』現代書館
『先端のバリアフリー環境』共編著、中央法規
『ユニバーサル・デザイン-バリアフリーへの問いかけ』学芸出版社ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。