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出版者情報
建築構造力学 I
静定構造力学を学ぶ
- 初版年月日
- 2003年11月
- 書店発売日
- 2003年11月10日
- 登録日
- 2019年7月4日
- 最終更新日
- 2019年7月4日
紹介
建築物を利用する主体〈人間〉を中心に据えて学ぶ、新しい建築学シリーズ。構造力学Ⅰでは、静定構造物対象とした建築構造力学を理解するために、例題・図・写真を豊富に示し、説明した。前半は、構造物の反力および部材内に生ずる力を扱い、後半では、断面に生ずる力、部材の変形を扱っている。数学・物理が苦手な初学者でも、取り組みやすい基本テキスト。
目次
第1章 概論
1・1 建築物と建築構造力学
1・2 建築物に作用する外力
1・3 建築物のモデル化
1・4 節点と支点
第2章 力の基本
2・1 力の表し方
2・2 力のモーメント
2・3 力のモデル化
2・4 力の合成と分解
1 1点に作用する力の合成
2 力の2力への分解
3 平行な力の合成
4 平行な2力への分解
2・5 力の釣り合い
2・6 反力
1 支点と反力
2 反力の求め方
3 3ヒンジ系構造物の反力の求め方
2・7 構造物の安定・不安定,静定・不静定
第3章 部材に生じる力
3・1 静定トラス
1 トラス部材に生じる力
2 節点法
3 切断法
3・2 静定梁
1 梁部材に生じる力
2 梁部材に生じる力の求め方と描き方
3 荷重・せん断力・曲げモーメントの関係
3・3 片持梁
1 集中荷重を受ける場合
2 等分布荷重を受ける場合
3 等変分布荷重を受ける場合
4 モーメント荷重を受ける場合
3・4 単純梁
1 集注荷重を受ける場合
2 等分布荷重を受ける場合
3 等変分布荷重を受ける場合
4 モーメント荷重を受ける場合
3・5 静定ラーメン
1 部材に生じる力の描き方
2 片持梁系静定ラーメン
3 単純梁系静定ラーメン
4 3ヒンジ静定ラーメン,ゲルバー梁,合成ラーメン
第4章 断面に生じる力
4・1 応力度とひずみ度
1 軸方向応力度
2 ポアソン比
3 せん断変形
4 主応力
4・2 曲げを受ける部材
1 モーメントと回転量(対称断面)
2 モーメントと回転量(非対称断面)
4・3 断面の性質
1 断面1次モーメントと図心
2 断面2次モーメント
3 断面の主軸
4 断面係数
5 その他の係数
4・4 曲げモーメントとせん断を受ける部材
1 せん断応力度
2 梁の主応力線
4・5 曲げと軸力を受ける部材
1 バネに生じる組み合わせ応力
2 連続体の組み合わせ応力
第5章 部材の変形
5・1 モーメントによる変形
1 モーメントと変形
2 片持部材の変形
3 曲率と変形
4 モールの定理
5・2 せん断力による変形
5・3 軸方向力による変形
〈建築学テキスト〉建築構造力学Ⅱ‐不静定構造力学を学ぶ‐
■予定目次
第1章 部材に生じる応力度と変形
第2章 不静定構造に生じる力
第3章 コンピュータを使った解法
第4章 弾塑性挙動
第5章 座 屈
第6章 構造解析から構造設計へ
上記内容は本書刊行時のものです。