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出版者情報
地場産業+デザイン
発行:学芸出版社
A5判
縦210mm
160ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2009年7月
- 書店発売日
- 2009年7月30日
- 登録日
- 2019年7月19日
- 最終更新日
- 2019年7月19日
紹介
小さくとも技術力のある産業に、ハイセンス・高品質のオリジナル製品が備われば、低価格競争を超えて世界で認められる。日本のトップデザイナーが、衰退する各地の地場産業・伝統工芸を現代の生活スタイルに結びつけ、再生をめざした6地域の事例。デザインからプロモーションまで携わり、職人達と挑戦した40年間の試みの全貌。
目次
序 魂を込めるものづくり
1 岐阜県美濃の和紙
紙漉き職人との出会い
プラスチック全盛の時代に
美濃和紙の今
2 石川県輪島の漆器
高洲堂との出会い
使う側になりきる
漆器製品の魅力
3 福井県鯖江の眼鏡と時計
眼鏡の技術を生かした時計の開発
いかに伝えるかの大切さ
4 新潟県燕のカトラリー
洋食器の産地、燕
ハイグレードなものをいかに広めるか
◆地場の声 (財)にいがた産業創造機構 黒川 玲
新潟県の生活産業活性化に携わって20年
ワンステップに最低10年
企業のデザイン力を育てる
5 神奈川県小田原の寄木細工
寄木細工職人、露木氏との出会い
◆地場の声 (株)露木木工所 露木 清勝
三代目としての30年
喜多先生との仕事
6 佐賀県有田の磁器
低価格競争ではやってゆけない
〈HANA〉──花皿の誕生
地場産業活性化のプロデューサー
◆地場の声 ARITA nanakura/伝平窯 池田 和史
デザイナーとのコラボレーションは失敗の方がはるかに多かった
プロデューサーの柔軟性
何で勝負するか
喜多流プロモーション「一流をつくる」
ARITA nanakuraの成
上記内容は本書刊行時のものです。