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誰も気づかなかった子育て心理学 近藤卓(著/文) - 金子書房
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誰も気づかなかった子育て心理学 (ダレモキヅカナカッタコソダテシンリガク) 基本的自尊感情を育む (キホンテキジソンカンジョウヲハグクム)

哲学・宗教
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発行:金子書房
四六判
148ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7608-2845-6   COPY
ISBN 13
9784760828456   COPY
ISBN 10h
4-7608-2845-1   COPY
ISBN 10
4760828451   COPY
出版者記号
7608   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年1月24日
書店発売日
登録日
2019年11月8日
最終更新日
2020年1月18日
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書評掲載情報

2020-04-19 読売新聞  朝刊
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紹介

他の子どもと比べて「すごい子ども」を育てようとするよりも、「ありのままの子ども」を豊かにするかかわりの積み重ねこそが、生涯子どもを支える糧を心に築く。その極意を提供。

目次

はじめに

第一章  自尊感情の低い子どもたち

 ありのままの自分
 一九世紀末に定義された概念
 東京ドームのように
 「すごい自分」と「ありのままの自分」
 無条件に受けとめられた体験
 和紙を積み重ねる体験
 身近な共有体験
 社会的自尊感情と基本的自尊感情
 「自尊感情」「自己肯定感」「自己有用感」の概念の違い
 自己肯定感
 自己有用感

 コラム 並ぶ
     並び
     並べる

第二章  子どもに寄り添うということ

 向き合うことはきっかけづくり、寄り添うことは深める関わり
 向き合う関係と並ぶ関係
 「向き合う」から「並ぶ」へ
 一緒にいる時間
 共同注視
 テーブルを前に座る
 並ばないAI
 「絆」という文字
 チャンバラの共有体験
 モノを介した関わり

 コラム 並べ
     並んだ
     並んで

第三章  本や映画を素材に考えていく

 愛は技術である―エーリッヒ・フロム『愛するということ』から
 愛は友情でもある―サン=テグジュペリ『人間の大地』から
 映画の中の並ぶ関係―宮崎駿作品を中心に
 並ぶ関係は力の根源:一糸乱れぬ隊列を見よ―半村良『収穫』から
 泣いて笑って喧嘩して――辻村深月『かがみの孤城』から

 コラム 並べば
     並ぶとき 
     並んだその先に

第四章  気づかなかったことを気づかせてくれる21のQ&A

 共有体験について
  ①共有体験を強くするもの
  ②共有体験にはどのくらい時間がかかるか
  ③驚きや感動も共有体験になるか
  ④共有体験ができる時期
  ⑤共有体験が効果的な年齢
  ⑥具体的には共有体験は何をすればよいのか

 共有体験の難しさについて 
  ⑦ネット依存気味な子と共有体験するには
  ⑧共有体験しにくい子への関わり
  ⑨悲しみや苦しさの感情について
  ⑩いじめも共有体験か

 自尊感情について
  ⑪和紙の積み重ね方
  ⑫無理ながんばりをしている子を見つけるには
  ⑬親の自尊感情が低いとき

 関係づくりについて
  ⑭向き合う関係になるために 
  ⑮並ぶことへの嫌悪感 
  ⑯子どもに寄り添うとは

 褒めることについて 
  ⑰褒めることって大切?
  ⑱褒められずけなしてしまうとき

 いのちについて
  ⑲子どもが「死ぬ」と口にするとき
  ⑳子どもの深刻な問いにどう答えるか
  ㉑棚上げと先送りの違い

参考文献

著者プロフィール

近藤卓  (コンドウタク)  (著/文

日本ウェルネススポーツ大学スポーツプロモーション学部教授。専門は健康教育学、臨床心理学。日本いのちの教育学会・会長、日本学校メンタルヘルス学会・理事、日本健康教育学会・評議員、公益社団法人青少年健康センター・理事、公益社団法人誕生学協会・顧問などを兼務。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。高等学校教諭、中学校・高等学校カウンセラー、ロンドン大学研究員、東海大学教授、山陽学園大学教授などを経て現職。

上記内容は本書刊行時のものです。