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これで書ける!理系作文の鉄則46
ぜひ知っておきたい最強のコツとテクニック
- 初版年月日
- 2023年6月20日
- 書店発売日
- 2023年5月23日
- 登録日
- 2023年1月18日
- 最終更新日
- 2023年4月28日
紹介
日本語で理系の文章・文書を書くときに知っておきたい基本的な心構え,テクニック,コツなどを伝授する.著者の経験談を交えた軽妙でユーモラス(ダジャレ系)な語り口と,深く考えなくてもすぐに体得できるハウツーが満載のお手軽な作文入門.学会発表の要旨,論文,申請書,解説記事など,あらゆる場面で役に立つ.
目次
はじめに
誰も直してはならぬ!/先生は学生の文を直さねばならぬ!
第一部<目的> 何のために書く 理系人生で要求される4種類の文書
1 学会の要旨
学会とは/学会への参加/学会要旨を書く
2 ペーパー
うれしかった日本の学会が発行する英文誌/英文2つ出したら、和文1つ出す/ペーパーを書く
3 研究費の申請書
研究費の分類/申請書を書く
4 解説記事
私が今あるのはボスのおかげ/解説記事を書く/私の専門書出版大作戦
第二部<方法論> どう書く
1 <基本>の鉄則
第1条 読み手を想定して書く
第2条 自己流で書くのは10年早い
第3条 文書を書くから給料をもらえる
第4条 セールスポイントをはやく見つける
第5条 理系の作文力が研究力を高める
第6条 日本語の作文力でプレゼンもうまくなる
第7条 起承転結を忘れる
2 <語句>の鉄則
第8条 「および」と「それぞれ」を正しく使う
第9条 数字と単位の間にはスペースを空ける
第10条 「思われる」「考えられる」を削除する
第11条 数字を使って表現する
第12条 有効数字をいつも気にする
第13条 「の」を2回までとする
第14条 漢字を正しく使う
第15条 「・・・が,・・・が,・・・」を避ける
第16条 指示語をなるべく使わない
第17条 初出の用語を説明する
第18条 用語を統一する
第19条 副詞や接続詞はひらがなで書く
第20条 「で」ばかりを使わない
第21条 名詞型と動詞型の述語を使い分ける
3<文>の鉄則
第22条 主語の選択が何より大事
第23条 パラレリズム(並列構造)を整える
第24条 文の長さは3行までとする
第25条 「である」調に統一する
第26条 否定形を避ける
第27条 疑問形を避ける
第28条 時制を正しく使う
第29条 修飾語の係りを点検する
第30条 係結びの距離を狭める
第31条 読点をじょうずに打つ
4<段落>の鉄則
第32条 段落は3から6つの文で作る
第33条 流れるキーワードを点検する
第34条 流れコンシャス語を活用する
第35条 「緒言」には3つ以上の段落を書く
第36条 「実験」の記述の詳細さを初めに決めて
第37条 「結果と考察」を順序正しく淡々と
5<文書>の鉄則
第38条 たああああ,井村でCAR
第39条 論文のタイトルをうまく付ける
第40条 見出しをうまくつくる
第41条 同じ内容の繰返しを避ける
第42条 図表には題名を必ず付ける
第43条 引用文献をきっちりと揃える
第44条 「要約」と「結論」とに違いをつける
第45条 「著者」と「謝辞」には細心の注意を払う
第46条 読み手を思い浮かべて適切なフォントを選ぶ
6<おまけ>の鉄則
付録1条 1に推敲,2に推敲,3,4がなくて,5に推敲
付録2条 他人の文章を直してはいけない
付録3条 郷に入りては郷に従え
第三部<解析>パラグラフ・ライティング
付録
論文の型
推敲の演習問題
おわりに
恩書を探せ!
上記内容は本書刊行時のものです。