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放射能に追われたカナリア
災害と障がい者の避難
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年12月
- 書店発売日
- 2015年12月7日
- 登録日
- 2015年11月25日
- 最終更新日
- 2016年2月2日
紹介
障がい者の鈴木絹江さんは福島県の自立運動のリーダー。3・11原発事故、放射能が彼女たちを襲います。生き延びるためにどんな選択をしたのか。そんな軌跡を記録しました。
目次
第一部 福島から京都へ
避難を余儀なくされて/私の生まれたところは?/地域の小学校へ通いました/養護学校へ転向/養護学校は温室です/就職して千葉へ/社長は横暴な人でした/これ以上、ここにはいられない/いわきへ戻る/自分の力で生きる―障がい者運動と出会う/最初の大きな挫折/青い芝の会の運動に出会ったのです/母との決別/拉致された私/匡との出会い/青い芝の会が解散―あらたな人生の転機/この頃、水害に遭いました/「農業をやりたい」と匡が言いました/匡がライブハウスのマスターに/念願の百姓生活スタート/入植して・・・山火事を起こしました/火事を起こして同情された?/火事で地域に受入れてもらえました/三年目で何とか農業で食べられるように/いろんな人が訪ねてきました/移で出会ったひとたち/ただ兄(あん)ちゃんとよしこさん/手紙出しとけ!/同じお茶を飲んでくる/権利の狭間がありました/娘が生まれました/夏ものがたり その一/夏ものがたり その二/夏ものがたり その三/障がい者運動を再開しました/自立生活運動を切り開いた福島の障がい者/障がい者が地域で生きていく/私のふるさと/私には夢がある
第二部 障がい者にとっての原発防災
原発震災を考える―障害者の避難という課題から
福島は地震、津波。そして放射能に汚染されました/三重の災害に見舞われたフクシマ/災害が起こると障がい者が見えなくなります/行政、警察、消防よりお隣さん/福島での現実は・・・/とりあえず新潟へ避難しました/それぞれの想いを大切に―事業所を再開しました/原発に殺された高齢者/障がい者に伝わらない情報/障がい者にとっての移動と避難所/私たちはどこへ避難したらいいのか/要支援者の避難と課題/障がいを持つ人たちの屋内退避/原発をやめることが最大の防災です
資料『障がいを持つ人への防災提言集』より 障がいを持つ人の防災研究会
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。