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在庫ステータス
品切れ・重版未定
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ト|ニ|楽天|中|日教販 書店
JRC|八木
直接取引:
なし
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歩
識字を求め、部落差別と闘いつづける
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ15mm
重さ 292g
249ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2012年12月
- 書店発売日
- 2012年12月14日
- 登録日
- 2012年12月7日
- 最終更新日
- 2019年12月17日
紹介
京都市西三条の被差別部落に生まれ、80を越えて現役の部落解放運動の担い手である山本栄子のライフヒストリーと部落解放運動論の著。水平社・部落解放同盟の運動が他地区に比べ遅れてきた地域で、女性たちの識字運動を中心に支部を建設し、府連の分裂、朝田善之助との関係、同和行政の廃止など多様な局面の現場に向き合ってきた人の経験の書でもある。識字学級、夜間中学、定時制高校で出会ってきた教師たちの対談を織り交ぜ、その経験を多角的・客観的に明るみにする内容も併せ持つ。今、部落差別、部落解放をどのように語るのか。メッセージ性の強い著作となっている。
目次
はじめに― 八一年の歩
寄稿 井本武美
寄稿 佐伯孝代
第一章 部落解放運動との出会いから識字運動の担い手へ― 八一年の生涯を語る
第二章 おっちゃん(朝田善之助)の思い出
第三章 わたしにとっての識字運動
第四章 同和教育への違和感からその神髄へ―朱四校で学んだもの(対談 小谷久美子)
第五章 給食調理員と学校教員の出会い―月輪での交流から(対談 林弘子)
第六章 識字学級から夜間中学へ―郁文中学校(二部)の経験(対談 諏訪澄子)
編集にあたって(栄井香代子)
編集後記(山本崇記)
山本栄子略歴
上記内容は本書刊行時のものです。