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人権教育への招待 神村 早織(編著) - 解放出版社
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人権教育への招待 ダイバーシティの未来をひらく

発行:解放出版社
A5判
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7592-2167-1
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年4月20日
発売予定日
登録日
2019年2月8日
最終更新日
2019年2月8日
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紹介

『同和教育への招待』を引き継ぎ、人権状況や人権教育の大きな変化に対応したテキスト。個別の人権課題に共通の枠組みや概念、取り組み方に応える横断的な学びは、今後の人権教育の在り方や生きる指針を示す手がかりにもなる。

目次

はじめに

序論 人権教育とは何か
①人権教育とその4側面/②同和教育に見る4側面/③日本の人権教育政策に見る4側面/④人権教育の土台にある人権とは?/⑤国際的な人権確立の動き/⑥人権教育の時代/⑦本書の構成

第1章 学校・子ども・人権
1 子どもの人権
子どもの人権と私たち/子どもの権利条約の成立とその背景/4つの大切な原則/子どもの権利と児童虐待
2 障害者と人権
個人モデルを批判する/社会モデルで考える/健常を問い、自分に向き合う
3 在日外国人と多文化共生
在日外国人って、どんな人?/日本の外国人政策―「移民政策はとらない」の矛盾/<外国人>の子どもたちと教育/同調圧力と同化主義
4 部落差別と人権
明治の資本主義社会になって始まった部落問題/被差別部落の人たちによる差別反対闘争/戦後の政府による政策動向/現代における部落差別の現実
5 ジェンダーとセクシュアリティ
学校の風景を変えていく/「普通」を疑い、「当たり前」を超える/「男女平等幻想」を超えていく

第2章 人権を学ぶ基礎概念
1 多様性とアイデンティティ
多様性とは/金子みすゞと「みんなちがってみんないい」/「多様性を尊重する」とは/社会的・文化的アイデンティティ
2 バイアスを見抜く①
「差別」とは何か/個人的差別と制度的差別/ステレオタイプ/偏見/スケープゴート/ヘイトスピーチ 
3 バイアスを見抜く②
「差別と全般的不利益の悪循環」/「逆差別」論の登場/機会の平等と結果の平等/「特権」と権力/特権は客観的な側面から論じる
4 バイアスを見抜く③
マイクロアグレッション/機能的偏見/同調的偏見/克服の道筋
5 「寝た子を起こすな論」を超えて
「寝た子を起こすな論」とは/市民意識調査から/「寝た子を起こすな論」の誤り/「同対審答申」のなかで/「どう教えるべきか」へ
6 実践的行動力を身に付ける
その場でどう行動するか/社会に働きかける

第3章 同和教育実践の再発見
1 学校を欠席する子どもへの取り組み
人権の視点で不登校を考える/「学校を欠席する子ども」の理解と対応/戦後の同和教育と長欠・不就学の克服/教科書無償化の闘い
2 子どもたちの「荒れ」とその克服
現代の子どもと「荒れ」/少年非行における被害性と加害性/「荒れ」の理解とその克服-社会的立場の自覚/集団づくりを基盤とした自主活動
3 格差を乗り越える学力保障
調査は誰のためのものか/学校は平等化装置か/部落の子どもたちの低学力の事実に向き合う/人間解放につながる学力観と教育内容の創造/「くぐらせ期」とひらがな指導/学力格差の再発見と同和教育/格差を克服する学校と学力保障の取り組み
4 生き方を育み、未来をひらく進路保障
社会的に排除される子どもと進路/同和教育の総和としての進路保障-解放奨学金と統一応募用紙/人権教育を土台にすえたキャリア教育

第4章 生活を通して子どもをつなぐ集団づくり
1 集団づくりの歴史と人権
集団づくりの位置づけ/同和教育実践における集団づくりの歴史①(1950~60年代)/同和教育実践における集団づくりの歴史②(1970~80年代)/同和教育実践における集団づくりの歴史③(1990年代~)
2 生活背景を通して子どもを理解する
子どもの暮らしを知るところから/自らの「特権」と「内なる多様性」に気づく/「どうしたん?」から始まる他者に対する関心/分断された関係をつなぎ直すという視点/家庭訪問で子どもの事実に近づく
3 教師が子どもとつながる
「子どもとつながる」から始めよう/子どもとつながる回路(チャンネル)をひらく/家庭学習帳のススメ/振り返りノートのススメ/書かない子ども
4 自己開示とカミングアウト
個人情報とプライバシー/自己開示とフィードバック/つながるためのカミングアウト/カミングアウトを受けるとき
5 子どもをつなぐ、子どもがつながる
子どもをつなぐ道具箱/教師の立ち位置と集団を読み解く力/子どもがつながる自主活動/ 子どもの集団分析で教職員がつながる

第5章 人権学習をつくる視点と方法
1 主体的・対話的な学びのなかで
学習指導要領の改訂と主体的・対話的な学び/生活科の誕生と主体的・対話的な学び/「ひらがな指導」と「スタートカリキュラム」/「総合的な学習の時間」と主体的・対話的な学び/「全同教の四認識」とアクティブラーニング
2 集団づくりと結びつけた展開
前提としての人権の視点/授業としての人権教育/集団で真理を追究する/ともに闘うなかまづくりとして
3 自分とのかかわりを意識した展開
一人の子どもに寄り添う人権学習/EDSと人権学習
4 人権の理念をベースにした総合的な学習の創造
地域学習の継承と発展/新たな人権学習の内容・方法の創出

第6章 地域とつながる人権教育
はじめに
1 子どもの権利保障
「子どもの権利条約」に見る子どもの人権/子どもの権利保障―スクールソーシャルワークの実践/個人の問題を社会関係のなかでとらえる―エコロジカルな視点/社会を変える・当事者を変える―アドボカシーとエンパメント
2 人権教育の内容創造
地域教材から人権総合学習へ/地域との連携の現状―全国調査より
3 人権のまちづくり
教育コミュニティづくり/地域における人々のつながり

第7章 人権教育の現代的課題
1 国際的な人権教育の展開
2 新しい時代を迎える日本の人権教育
続々と制定される個別課題関連法/重要になる個別課題の学習
3 シティズンシップ教育の時代
世界で注目されるシティズンシップ教育/シティズンシップ教育とは何か/シティズンシップ教育と人権教育/道徳の教科化と人権教育

参考図書
おわりに

版元から一言

人権教育を幅広く学び、考えるテキスト!

上記内容は本書刊行時のものです。