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部落問題と向きあう若者たち 内田 龍史(編著) - 解放出版社
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部落問題と向きあう若者たち (ブラクモンダイトムキアウワカモノタチ)

社会一般
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発行:解放出版社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ16mm
重さ 374g
247ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7592-0119-2   COPY
ISBN 13
9784759201192   COPY
ISBN 10h
4-7592-0119-X   COPY
ISBN 10
475920119X   COPY
出版者記号
7592   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年2月
書店発売日
登録日
2014年2月14日
最終更新日
2018年7月12日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2018-07-10
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紹介

部落問題と向きあっている若者たちが、どのように部落問題と出合い、どのような経験をし、今どのようなことを考えているのか、
そしてどのように未来を展望しているのか。部落の若者たちのインタビュー集。
 部落出身者といっても多様性があり、ひとりとして同じ人はいない。
しかし、社会のなかでは「部落の人」というカテゴリーのみでとらえられてしまい、しかも否定的に評価されてしまうことがある。
他方でマイノリティによる社会運動は、社会に自分たちの要求を認めさせるために団結・連帯を必要とする。
それゆえに一枚岩の団結が優先され、個々の多様性を表出させることが困難になる傾向がある。
それは、部落解放運動においても例外ではない。
 こうした傾向に対して、一人ひとりに自分の人生があり、さまざまな課題と向きあいながら生きているという若者たちのすがたを提示する。

目次

はじめに 三つの出合い/内田龍史
若い子に伝えたいことがある/石井眞澄/石井千晶
出会いからエネルギーが湧いてくる―「阿賀ルネサンス」に学んだ私の解放運動/川﨑那恵
違和感からライフワークへ/上川多実
どこに行っても仲間がいる/宮崎懐良
青年がとにかく集まれる場を/長門 実
下の世代の兄ちゃんになる/宮崎懐良/長門 実
小説は部落問題を伝えるツール/玉田崇二
活動と子育てにおけるジレンマ/浦田 舞
祖母から母、そして私がつなぐ解放運動/副島麻友子
10年たって話せるように/藤田真一
人をたいせつに生きていきたい/今村 力
もっと早く知りたかった/本江優子
穢れ意識をなくしたい/宮内礼治
きょうだいたちは私が守る/渡辺龍虎
ダブルの私から見える部落問題/瀬戸 徐 映里奈
差別に殺されてほしくない/政平烈史
終章 部落問題を語ることの困難とその可能性/内田龍史

著者プロフィール

内田 龍史  (ウチダ リュウシ)  (編著

1976年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻社会学専修修了。
博士(文学)。現在、尚絅学院大学総合人間科学部現代社会学科・教員。
専門は社会学、部落問題論、マイノリティ論。
著書に、『差別とアイデンティティ』(共編著、阿吽社)、『児童養護施設と社会的排除』(共著、解放出版社)、『部落史研究からの発信第3巻現代編』(共著、部落解放・人権研究所)、『近代日本の他者と向き合う』(共著、部落解放・人権研究所)、『新版 実践はじめての社会調査』(共編著、自治体研究社)、『排除される若者たち』(共著、部落解放・人権研究所)など。

上記内容は本書刊行時のものです。