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分散形態論の新展開
発行:開拓社
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ12mm
重さ 426g
280ページ
定価
3,800円+税
- 書店発売日
- 2023年12月5日
- 登録日
- 2023年11月1日
- 最終更新日
- 2023年12月8日
紹介
本論文集は、1993年の誕生以来、生成文法における代表的な形態理論であり続けた分散形態論(Distributed Morphology,DM)の30周年を記念する論文集です。具体的には、日本の第一線で活躍する統語論・形態論の研究者による論文9本に加えて、編者による分散形態論の概要、そして分散形態論の提案者の一人であるニューヨーク大学のAlec Marantz氏による序章が収録されています。
目次
第I部 理論的基盤
Chapter 1 Distributed Morphology and Japanese
Alec Marantz
第2章 分散形態論の概要
大関洋平
第II部 形態統語論
第3章 複雑述語の縮約現象―形態構造と隣接性条件―
岸本秀樹
第4章 日本語の動詞連鎖におけるテ形前項に関する一考察
青柳 宏
第5章 形態分離に基づく受動RAREの分析
高橋英也・中嶌 崇
第6章 東北地方における自発表現に関する比較研究
新沼史和
第III部 形態音韻論
第7章 動詞由来複合語の統語・音韻・意味
西山國雄
第8章 数詞の形態
渡辺 明
第9章 語と句の相違からみる省略・削除の再考
木村博子・成田広樹
第10章 分散形態論におけるゼロ形態とその削減
田川拓海
第11章 日本語否定接頭辞の諸相―分散形態論の説明力―
漆原朗子
上記内容は本書刊行時のものです。