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イェスペルセン近代英語文法 V Otto Jespersen(著/文 | 翻訳) - 開拓社
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イェスペルセン近代英語文法 V (イェスペルセンキンダイエイゴブンポウゴ)

語学・辞事典
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発行:開拓社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ30mm
重さ 821g
584ページ
定価 6,200円+税
ISBN
978-4-7589-1385-0   COPY
ISBN 13
9784758913850   COPY
ISBN 10h
4-7589-1385-4   COPY
ISBN 10
4758913854   COPY
出版者記号
7589   COPY
Cコード
C3382  
3:専門 3:全集・双書 82:英米語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年4月18日
最終更新日
2023年5月23日
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紹介

『近代英語文法』の第V巻(統語論IV)である。
従来の伝統にとらわれない「異端の」文法的説明を試みる。その論述の中心概念はネクサス(主部・述部関係)である。この概念によって、伝統的に不定詞付き対格構造と呼ばれていた構造をネクサスとして再構成し、いわゆる時制なしの構造(非定形文)の不定詞、動名詞、分詞構文や派生名詞を統一的に扱う。さらに、これらの非定形文が成立した歴史的過程を簡潔に説明する。

目次

第I章 序論
第II章 普通の目的語としての単純ネクサス
第III章 結果の目的語としての単純ネクサス
第IV章 ネクサス目的語に関する諸言
第V章 前置詞の支配語(目的語)としての単純ネクサス
第VI章 第三次語としての単純ネクサス
第VII章 ネクサス実詞
第VIII章 動名詞 実詞的性質
第IX章 動名詞 動詞的性質
第X章 不定詞
第XI章 主語、述詞としての不定詞
第XII章 目的語としての不定詞
第XIII章 目的語としてのto不定詞
第XIV章 前置詞に支配される不定詞
第XV章 第二次語としての不定詞
第XVI章 第三次語としての不定詞
第XVII章 反応と指定の不定詞
第XVIII章 主動詞の目的語としての主語+不定詞
第XIX章 主語+不定詞が主語あるいは述詞として用いられる用法
第XX章 不定詞についての最後の所見
第XXI章 第三次語としての節
第XXII章 従属ネクサスが含意される場合
第XXIII章 否定
第XXIV章 要求
第XXV章 疑問

著者プロフィール

Otto Jespersen  (オットー イェスペルセン)  (著/文 | 翻訳

デンマークの言語学者(1860-1943)。専門分野は英語の文法。1893年から1925年にかけてコペンハーゲン大学の英語学の教授で、1920年から1921年にかけては同大学の学長であった。

中村 捷  (ナカムラ マサル)  (翻訳

1945 年、島根県生まれ。東京学芸大学、東北大学大学院文学研究科、東洋英和女学院大学を経て、現在、東北大学名誉教授、博士(文学)。マサチューセッツ工科大学研究員(フルブライト若手研究員)。カリフォルニア大学(アーバイン校)客員教授(文部省在外研究員)。主な著書: 『形容詞』 (共著、研究社、1976)、 『生成文法の基礎』(共著、研究社、1989),『束縛関係』(ひつじ書房、1996)、『ことばの核と周縁』 (共編著、くろしお出版、1999)、『ことばの仕組みを探る 』 (共著、研究社,2000),『生成文法の新展開 』(共著,研究社,2001),『英語の主要構文』(共編著,研究社、2002)、『意味論 』 (開拓社、2003)、『英語学モノグラフシリーズ』全21 巻(共編、研究社)、『実例解説英文法』 (開拓社、2009)、『実用英文典』 (齋藤秀三郎著、訳述、開拓社、2015)、『名著に学ぶ これからの英語教育と教授法』 (開拓社、2016)、『発話型英文法の教え方・学び方』( 開拓社、2018)など。

上記内容は本書刊行時のものです。