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出版者情報
白子の柚子釜 一膳めし屋丸九(四)
発行:角川春樹事務所
文庫判
248ページ
定価
660円+税
- 書店発売日
- 2020年10月15日
- 登録日
- 2020年8月19日
- 最終更新日
- 2020年10月14日
紹介
じゅうじゅうと脂ののったさんまの塩焼き、
柚子の香りとともにぷりぷり濃厚な白子を味わう柚子釜、
ていねいに蜜を含ませた栗の渋皮煮──
面倒見のよい姉御肌のおかみ・お高が切り盛りをする一膳めし屋「丸九」は、今日も大繁盛。
ある日、先代から丸九で働くお栄は、一人歩きの夜道で、誰かに見られているような気配を感じる。
それが度重なり、もしや別れた亭主ではと不安になるお栄。
一方、色恋には奥手になってしまうお高は、旅に出たきり音沙汰のない作太郎のことでやきもきして……。
実りの秋、人想う秋。ますますおいしくて目が離せない、シリーズ第四巻。
上記内容は本書刊行時のものです。