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出版者情報
宇宙船の落ちた町
発行:角川春樹事務所
文庫判
296ページ
定価
700円+税
- 書店発売日
- 2019年11月15日
- 登録日
- 2019年10月21日
- 最終更新日
- 2019年11月13日
紹介
「宇多莉町には何もない」。
住民が揃ってそう口にする田舎町で生まれ育った青砥佑太は、
十四歳の夏、裏山で巨大な宇宙船の墜落を目撃する。
十年後、宇宙船に乗っていた異星人は地球社会へと徐々に溶け込み、
佑太は近隣の大都市・舞楼市に移住して無気力な生活を送っていたが、
彼らの関係性は「あるアイドルの握手会」から劇的に変わっていく。
過去と未来、共生と排斥、都市と辺境、世界と自己──
人が自身と異なる存在とどう向き合うかを描いた物語。
上記内容は本書刊行時のものです。