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名古屋第二日赤流!臨床倫理コンサルテーション 実例に学ぶ、本当に動けるチームの作り方
- 書店発売日
- 2021年8月20日
- 登録日
- 2021年7月29日
- 最終更新日
- 2021年8月18日
紹介
臨床倫理活動はいかにして始め,運営・維持していけばよいか.本邦で早くからこの活動に取り組み定着させてきた,名古屋第二日赤・倫理コンサルテーションチームのノウハウを公開.倫理研修会のテキストにもお勧め.
目次
第1章 今,なぜ倫理コンサルテーションなのか?
1 臨床倫理コンサルテーションとは
2 コンサルテーションチーム活動が目指すもの
3 コンサルテーションチームの仕組みづくり
4 チーム活動を組織として支える事務局
5 臨床倫理コンサルテーションチーム活動の実際
6 臨床倫理コンサルテーションと病院幹部
COLUMN 名古屋第二日赤臨床倫理コンサルテーションチーム発足の経緯
第2章 倫理コンサルテーションの実践的活動と事例
1 コンサルテーションとは ~コンサルテーションの4つのタイプ
2 コンサルティー(依頼者)中心のコンサルテーション1 ~急変時DNARの方針に,救急部がジレンマを抱えた事例
3 コンサルティー(依頼者)中心のコンサルテーション2 ~家族が手術に同意せず,医療者がジレンマを抱えた事例
4 クライエント(患者)中心のコンサルテーション ~家族が手術に同意せず,患者がジレンマを抱えた事例
5 組織の運営管理に関するコンサルテーション ~患者の過度な要求・暴言に現場が疲弊した事例
6 管理者の抱える問題に対するコンサルテーション ~大部屋の入院環境が整わず,看護師が疲弊した事例
第3章 各職種からみた倫理コンサルテーション
1 医師がコンサルテーション当事者となってみて
2 看護師にとっての倫理的問題とコンサルテーションの実際
3 薬剤師にとっての倫理的問題
4 医療ソーシャルワーカーと臨床倫理
5 理学療法士と臨床倫理
第4章 コンサルテーション活動の振り返り
1 職場環境や多職種連携への好影響 ~看護倫理研修(キャリア開発ラダーIII対象)を受講した看護師への調査から
2 医療チームの連携強化への行動変容 ~DNARに関するコンサルテーションにかかわった看護師への調査から
3 依頼者の視点が生物医学モデルから生物心理社会モデルへと拡大した事例
4 相談者のニーズが満たされなかった事例
第5章 倫理コンサルテーション活動からのスピンオフ
1 医療拒否患者への対応指針
2 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
3 臨床倫理教育 ~臨床倫理研修会の開催
4 臨床現場でのカンファレンスのサポート
第6章 「学」としての臨床倫理
上記内容は本書刊行時のものです。