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がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学 河上 裕(編集) - 羊土社
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実験医学増刊

がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学

発行:羊土社
B5判
267ページ
定価 5,400円+税
ISBN
9784758103817
Cコード
C3047
専門 単行本 医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年8月19日
最終更新日
2019年9月3日
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紹介

2018年のノーベル生理学・医学賞の受賞分野であり,有効ながん治療法として期待の大きい“がん免疫療法”の成果と課題,さらにはその理論的基盤となる腫瘍免疫学について,最新の知見をまとめました.

目次

第I部 腫瘍免疫応答の基本とその制御メカニズム
第1章 腫瘍免疫応答の正負の調節機構
概論 がん免疫サイクルにかかわる免疫細胞と分子
1.がん抗原とT細胞による認識機構
2.免疫抑制・抵抗性にかかわるがん遺伝子異常
3.がん免疫における抗原提示細胞の役割と治療への発展
4.NK細胞,NKT細胞,γδT細胞の腫瘍免疫応答における役割
5.がん免疫におけるマクロファージの役割―病態形成における存在意義と標的細胞としての可能性
6.制御性T細胞―これまでとこれから
7.免疫抑制性微小環境構築におけるがん関連線維芽細胞の役割
8.シングルセル解析技術の腫瘍免疫研究への応用―T細胞の解析を中心に
9.免疫チェックポイント分子の分子作用機序
10.がん免疫応答にかかわるサイトカイン・ケモカインの応用研究
11.腫瘍微小環境の代謝改変による腫瘍免疫の向上―代謝で読み解く免疫細胞と腫瘍細胞の攻防
12.腸内細菌叢によるがん免疫応答調節
13.がん免疫療法の効果と有害事象の発症に影響を与える宿主の遺伝要因
第2章 腫瘍免疫応答の制御法
概論 複合免疫療法のあり方
1.化学療法剤や分子標的薬による抗がん免疫の増強―老化がん細胞を標的とした集学的がん治療
2.遺伝子組換えがん治療用ウイルス―がん免疫療法のKey Player
3.がんワクチン―共通抗原からネオアンチゲンへ,そして将来は?
4.がん免疫療法におけるアジュバントの機能と可能性
5.抗PD-1/PD-L1抗体治療の現状―治療抵抗メカニズムとそれを克服する併用療法に関する知見
6.共刺激受容体刺激抗体
7.免疫抑制分子・細胞に対する阻害薬
8.T細胞輸注療法(TIL療法,TCR-T療法)―個別化治療への試み
9.CAR T細胞療法
10.多能性幹細胞由来免疫細胞を用いたがん免疫療法
第II部 がん免疫療法の臨床開発における課題と対応
第3章 免疫療法のリバーストランスレーショナル研究
概論 がん免疫療法のバイオマーカーの現状および今後の展望
1.悪性黒色腫
2.肺がん
3.消化器がんにおけるリバーストランスレーショナル研究―制御性T細胞標的治療と抗CD4抗体薬の開発
4.消化器がん(肝・胆・膵がん)
5.泌尿器科がん(腎細胞がん,尿路上皮がん)における効果予測因子
6.婦人科がん(子宮体がん・子宮頸がん・卵巣がん)
7.頭頸部がん
8.造血器腫瘍に対する免疫療法―新たな標的抗原とその治療応用
第4章 臨床開発における重要ポイントと課題
概論 がん免疫療法開発の今後のあり方
1.特性を考慮したがん免疫療法の臨床試験の在り方―効果判定法を中心に
2.免疫チェックポイント阻害薬の副作用の理解と対策
3.がんゲノム医療・遺伝性腫瘍の課題

上記内容は本書刊行時のものです。