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上代文学と木簡の研究
発行:和泉書院
A5判
354ページ
定価
11,000円+税
- 書店発売日
- 2018年6月8日
- 登録日
- 2018年5月21日
- 最終更新日
- 2018年6月5日
紹介
1988年に上代の新しい資料として、長屋王家木簡・二条大路木簡など多量の重要な文字資料の出現があった。その後も、飛鳥池遺跡・屋代遺跡・観音寺遺跡等から驚くべき木簡資料が次々と報告された。この時期に当って、木簡の研究をもとに、上代の文学作品についても新たな考察を行なった。
目次
口絵 木簡資料写真/第一部 文章史から見た古事記の成立 1古事記の表記と表現 2文の接続にかかわる語をめぐって 3記紀の神名と寿詞の表記 4上代の表記法と古事記 5古事記の成立と日本書紀 6海幸山幸説話に関する記紀の比較 第二部 万葉集の表記と用字 1万葉集と文字 2巻一・巻二の用字と表記 3柿本人麻呂作歌の同語異表記について 4巻十九における大伴家持の表記法 第三部 木簡・文書の表記と語彙 1上代の金石文・木簡・文書 2宣命・祝詞の表記と語彙 3古事記と木簡 4風土記と木簡 5木簡に見る和風表記と上代文書 6飛鳥藤原時代木簡の表記法をめぐって (増補)木簡・文書の文字使用に関する一考察―基本的課題をめぐって―/著者名索引・事項索引
上記内容は本書刊行時のものです。