..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
捨女句集
発行:和泉書院
四六判
160ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2016年5月20日
- 登録日
- 2016年4月20日
- 最終更新日
- 2016年5月7日
紹介
松尾芭蕉とほぼ同じ時代に活躍した近世女流俳句の先駆者、今の兵庫県丹波市に生まれた田捨女(でん・すてじょ)の自筆句集242句を翻刻し、初めての解説を施し、読みやすいテキストとしました。併せてブックガイドや略年譜他を収録しています。
「月をいるる露やまことの玉てばこ」「いつかいつかいつかと待しきょうの月」などの句に、捨女の才知が光っています。
「この句集を通して捨女が見直され、捨女ファンが増えたらどんなにいいでしょう。実はそれがこの句集を企画・刊行した私たちの願いです。」(「はじめに」より)。
目次
はじめに 捨女の俳句 坪内稔典
捨女句集 本文と読み
自筆句集の成立事情 小林 孔
捨女に親しむためのガイド 坪内稔典
捨女略年譜 田 彰子
軽く会釈し 田 晴通
ステ女と共に 土田冨美子
解けていない捨女自身の謎 小田晋作
《捨女》像の虚実 加藤定彦
あとがき 季晴との約束 田 彰子
上記内容は本書刊行時のものです。