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出版者情報
三つの旗のもとに : アナーキズムと反植民地主義的想像力
発行:NTT
縦22mm
346ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年3月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2012-06-03 |
朝日新聞
評者: 中島岳志(北海道大学准教授・アジア政治) |
2012-05-13 |
日本経済新聞
評者: 山下範久(立命館大学教授) |
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紹介
フィリピン・ナショナリズムの父ホセ・リサール、人類学者イサベロ・デ・ロス・レイエス、活動家マリアノ・ポンセ。19世紀末に連鎖的に発生したキューバ独立運動、フィリピンの民衆蜂起、ヨーロッパの反政府活動に三人の足跡はどうつながり、なにを語るのか。100年前に現れた地球規模の政治空間を詳細に描写し、国家・共同体・グローバリズムの問題を現代にふたたび問いかける。
目次
第1章 プロローグ-雄鶏の卵(新しい学問
豊かな土地の智恵 ほか)
第2章 あの世…あそこに(国境を越える蔵書
柘榴に含まれるニトログリセリン ほか)
第3章 ビスマルクとノーベルの世界の裏に潜む影(ヨーロッパへの渡航
ビスマルクと帝国主義の新しい地理 ほか)
第4章 ある小説家の試練(チェルヌイシェフスキーの問い
コンラッドの国 ほか)
第5章 モンジュイック(タリダの聖戦
急進化するパリ ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。