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老いも孤独もなんのその 「ひとり老後」の知恵袋 保坂 隆(著/文) - 明日香出版社
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老いも孤独もなんのその 「ひとり老後」の知恵袋 (オイモコドクモナンノソノ ヒトリロウゴノチエブクロ)

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新書判
224ページ
定価 1,350円+税
ISBN
978-4-7569-2254-0   COPY
ISBN 13
9784756922540   COPY
ISBN 10h
4-7569-2254-6   COPY
ISBN 10
4756922546   COPY
出版者記号
7569   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年12月1日
最終更新日
2023年2月8日
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紹介

これからの毎日は、人生を頑張って歩んできたごほうびなのです。

自分自身ともまわりともうまくやる秘訣を、精神科医がやさしく教えます!

ひとり暮らしの高齢者がどんどん増えています。
また、人生百年時代を迎えた今日では、「シニアといわれるようになってからどう生きるか」が大きなテーマになります。

本書では、すでにひとり暮らしをしている方、これからひとり暮らしをする方に向けて、
心の準備のしかた、まわりの人間関係のコツ、お金などの生活の心得、衰えゆく脳をどう活性化させるかといったことを、精神科医の目線からまとめました。

「ずっとひとりで寂しい、老いていくことが辛い」
「相談できる人がいない」
「自分だけ取り残されている気がする」
「これからのお金、健康の不安がなくならない」
ひとりの老後に不安や孤独を感じ、このようなお悩みを抱えていたら、本書は必ず助けになります。

暮らしに役立つ具体的なアドバイスや、不安を手放せる心構えを「知恵袋」としてまとめた1冊です。

目次

はじめに
実は老後のシングルライフには夢があふれている

第1章 「ひとり老後」を始める際に知っておきたいこと
「これから何をしようか」と悩めるほどの贅沢はない
もう一回、生き直すくらいの時間が残されている
老いることを嘆かず面白がる
自分らしく楽しめる趣味の見つけ方
年齢がハンデではなく強みになる時代
ひとり暮らしにはデメリットもある
孤独に強くなることも必要
ひとり時間を楽しんでいるうちに孤独感は消える
つらくなったら行政に助けを求めよう
生活支援のサービスに堂々と頼る
「人生をもっと楽しもう!」に踊らされない
「生前整理」からスタートを切るのも悪くない

第2章 シニアの人づきあいには独特なコツがある
仕事関係のつきあいは全部捨てる
だから楽しい「仕事抜き」の人間関係
「SOS」を発信できる相手を見つけておく
信頼できるご近所さんをつくるには
地域のシニア受け入れ態勢も整いつつある
「近所づきあいは面倒」は思い込み
挨拶する際には歯を見せて笑おう
過去の自慢話はみっともない
仲良くする人を選ぶ大原則とは
いい人間関係構築に「武田信玄七箇条」が効く
水と油だからこそうまくいくこともある
なぜ、「来る者は拒まず」は危険なのか
取るに足りない話題が距離を縮める
自分の流儀や好みを押しつけない
個人情報にズカズカ踏み込まない
弱い自分もありのままにさらけ出す
相手の気分を悪くしない断り方を身につける
いつも挨拶に付け加えたいひと言
「おごらない」「おごられない」が地域の人間関係の鉄則
近所の民生委員に挨拶しておく

第3章 今あるお金とうまくつきあっていく
お金の心配はするだけ無駄
経済的不安とどう向き合うか
身の丈に合ったお金の使い方をしよう
子供のためにお金を残す必要はあるのか
「本物の節約」は貧乏くさいものではない
「節約」と「ケチ」は具体的にどう違うのか
どんな額でも「これだけあれば十分」と考える
孫や子にお金よりも残したい一休さんの遺言

第4章 習慣を変えれば脳も身体も元気になる
生活習慣編
毎日の早起きが脳に効く
年を取ると早起きが苦にならなくなる理由
早起きは大事だけど「いきなり起き」はNG
朝風呂の習慣で脳は活性化する
くれぐれも注意したい昼寝の時間
クイズ番組は解答者の気分で
「こそあど言葉」は絶対禁止
脳は70歳を超えても鍛えることができる
日記を書くことが脳トレになる
ウォーキングは足腰ばかりか脳も鍛えてくれる
なぜ、歩くことが脳に効くのか
寝つくためにはリラックスが何よりも大事

食習慣編
朝食をとるメリットはこれだけある
おいしく食べると脳が元気になる
一日3食」にこだわる必要はない
物足りないくらいの量がちょうどいい
ひとりの食事でも「いただきます」「ごちそうさま」を
食事にはできるだけたくさんの色を取り入れる

第5章 無用な不安を手放しておだやかに生きる
「どうにかなりそうなこと」にだけ努力する
上手な愚痴は心を活性化させる
「老い」は「成長」であると考える
できたことができなくなるのは当たり前
嫌な記憶だけが消える「忘却術」
寺山修司に逆らって後ろを振り向いてみよう
健康への不安に過剰に反応しない
歳を過ぎたら幕の閉じ方も知っておこう

おわりに
心の準備だけは怠らずに

著者プロフィール

保坂 隆  (ホサカ タカシ)  (著/文

1952年山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授(精神医学)、聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を経て、現職。また実際に仏門に入るなど仏教に造詣が深い。著書に『精神科医が教える 心が軽くなる「老後の整理術」』『精神科医が教える お金をかけない「老後の楽しみ方」』(以上、PHP研究所)、『人間、60歳からが一番おもしろい!』『精神科医が教える ちょこっとズボラな老後のすすめ』『精神科医が教える 繊細な人の仕事・人間関係がうまくいく方法』(以上、三笠書房)、『精神科医が教える 60歳からの人生を楽しむ孤独力』『50歳からのお金がなくても平気な老後術』『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』(以上、大和書房)、『頭がいい人、悪い人の老後習慣』(朝日新聞出版)、『精神科医がたどりついた「孤独力」からのすすめ』(さくら舎)など多数、共著に『あと20年! おだやかに元気に80歳に向かう方法』(明日香出版社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。