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ブレない経営。 澤上 篤人(著/文) - 明日香出版社
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【利用不可】

ブレない経営。 (ブレナイケイエイ)

ビジネス
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B6判
厚さ18mm
重さ 260g
232ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-7569-2091-1   COPY
ISBN 13
9784756920911   COPY
ISBN 10h
4-7569-2091-8   COPY
ISBN 10
4756920918   COPY
出版者記号
7569   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月14日
最終更新日
2020年9月4日
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紹介

日本ではじめてのビジネス、

商品はたったの1つ、

そして、営業をしない……。




それでも私はブレずに愚直に、ただ青臭く経営をしてきた!


---------


経営者は孤独です。

ひとり悩み、決断し、道を開いていかなければならない立場です。くじけそうになることや、誘惑に負けそうになることも数知れないでしょう。



そうした事業家が、ブレることなく数々の「不可能」を可能にするには、会社経営と、顧客と、社員や取引先と、どう向きあえばいいのか。また、逆風をいかに切り抜けたらいいのか。



そうした経営者に求められる資質や手腕など、「絶対に見失ってはいけないもの」をまとめたのが、本書『ブレない経営。』です。



読者の中にある、「ブレない意志」「燃えるような情熱」「青臭い理想」を問い、「なんとしてでも乗り越えていこう」とする“強さ”を鼓舞する、経営の第一線からのメッセージです!



---------


<ブレない羅針盤>

なにをやりたいのか

その方向性は明確か



<ブレない組織づくり>

ついてこられる人だけでいい



<ブレない現場感>

大きくしようとしない

お客様は選ぶ、限定する



---------


著者は日本に存在しなかった「直販型のファンド」を創設し、21年にわたって「ブレない経営」を続ける事業家である一方、ブレない経営を実践する会社へ長期投資をする投資家でもあります。

そんなユニークな立場の著者だからこそ語れる、経営の本質に迫ってもらいました。



経営者や経営層の方はもちろん、これから経営者を目指す方にもぜひ読んでいただきたい1冊です!

目次

第一章 ブレない経営ってなんだ!

◎将来をつくっていく、それが事業家だ

・事業家と投資家のみに与えられた特権

・将来に向けては、すべてが可能性である

・どう、将来をつくっていくのか

・ダメ経営者に限って

・将来の社会に対する責任



◎社会にどんな富をもたらしているのか

・どんな企業が栄えるのか?

・企業の社会的な存在理由って、なんだろう?

・企業経営において利益は欲しい、されど利益がすべてではない

・さわかみ投信の悪戦苦闘

・小規模私募債の発行で活路を開く

・資金繰りに苦しんだが、筋を通して良かった

・顧客からの安心と信頼感も、社会にもたらしている富である



◎儲かってしまう経営とは

・事業意欲は案外と単純なもの

・いかに、お金を払ってもらうか

・「2:6:2」の法則

・「利」につながるものには、お金を払ってもらえる

・世の先を行く少数派であろうとすること

・いつの間にか、新しい産業が生まれていた



◎どう世の中のニーズを掘り当てるか

・あり余るものと、足りなくなるもの

・ちょっと頭をひねると、まったく違った断面が見えてくる

・マイホームを持つことが、どれだけ人生リスクとなるか

・マイホーム観も住宅ビジネスも変わる

・資産運用ビジネスは急伸する

・農林水産業も最大の成長産業のひとつ



◎やりたいことを好きにやれるのが事業家だ

・なにかをはじめるのは大変だよ

・やりたいことで、人を説得するのも大変

・さっさとはじめられるのが事業家の特権

・「将来の納得」に対し、「いまの不納得」で行動する

・断固たる行動に、ブレはない




第二章 ブレない経営の組織づくり

◎人を雇うのが、やっかいになってきた

・働くな改革(?)でいいのか

・企業のグローバル競争力を奪って、なにが残る

・働くという価値観を、国を挙げて潰してきた

・官僚国家の右往左往

・働きたい人、働きたくない人、それぞれの自由でいい

・欧米でもモーレツに働く

・米国では、簡単にクビを切られる



◎人件費はコストではない、会社の社会的責任そのものだ

・人を雇うのはやっかい、されど働いてくれる人は必要

・どう、グローバル競争を勝ち抜いていくか

・日本の製造業にしか作れないもの

・敵は最近の株主利益至上主義

・あの巨人、コダック社も食いものにされた



◎ついてこられる人だけでいい

・小まわりの効くのが、スモールビジネスの強み

・工房のような会社

・こぢんまり、マイペース、余裕しゃくしゃく

・ブルネロ・クチネリのケース

・ブルネロの夢は続く



◎どうやって社員のモチベーションを上げるか

・皆で頑張ろうとはいうものの

・もっと働きたい人、のんびりしたい人、それぞれ自分の好きに

・さわかみグループでは

・モチベーションは、自分で見つけだす



◎「組織を守るため」が目的となるから、おかしくなる

・一緒にパンを食べる仲間たち

・「組織を守るため」が目的になると、会社はおかしくなる

・日本の投信業界も組織の身勝手ばかり

・大きく伸びる芽を、ずっと摘んできた

・いずれは顧客から捨てられる

・世の中が知ったら終わり




第三章 ブレない経営の現場感

◎お得意様は捨てる?

・お得意様だが、意外と重荷に

・思い切って、お客様を捨てる?

・しがない町工場が、最先端の技術家集団企業に

・自社の強みを生かすには?

・最先端技術企業へ一直線



◎大きくしようとしない経営の強さ

・飢餓意識をもたせるのは、高度なマーケティング

・横浜ビールの見事なる成功

・大きくしようとすると、企業経営は大変

・大きくしようとしないと、経営は楽だよ



◎お客様を選ぶ、限定するとうまくいく

・このままでは将来がない

・わかっているんだけど、会社を変えるのは

・ウチんとこ、やってみますわ!

・きつい決断だが、正しい軌道に乗せるのだ

・文化でお金をつかうのも、地方経済活性化ですね




第四章 これからの企業のあり方

◎女性の起業は成功する

・男は形態を整えてから、女は自分の満足で、事業をはじめる

・1人のお客さんがついて、2人めとなるや天下を取った気分

・男たちがアドバイスすると、ダメになる

・お先にね会



◎分をわきまえる、大きくしようとしない経営

・事業は大きくするだけが能ではない

・大きくしようとすると、大きなリスクを抱えて込んでしまう

・バブルに踊ってしまった

・経営環境が弛緩してしまっている



◎偉大なる町工場

・家族的な経営で、スゴイ中小企業もあるよ

・超ローテク作業で最先端技術を追求する

・町工場コンサート

・ここまで、ワル乗りしてくれるのか!!



 エピローグ

著者プロフィール

澤上 篤人  (サワカミ アツト)  (著/文

さわかみホールディングス代表取締役。

「さわかみ投信」は日本株投信で3番目の資産規模を誇り、年率5%の運用を20年続ける成績を出す。

70年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後80年から96年までピクテ・ジャパン代表。96年にさわかみ投資顧問を設立し、99年には日本初の独立系投資信託会社「さわかみ投信」設立。

現在は財団や社会貢献活動、持ち株会社の経営を軸に活動している。18

上記内容は本書刊行時のものです。