版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
ホフマン物語 長野順子(著) - ありな書房
.
オペラのイコノロジー

ホフマン物語 ホフマンの幻想小説からオッフェンバックの幻想オペラへ
原書: L’ iconologie de l’opéra 6, LES CONTES D’HOFFMANN: Des contes fantastiques d’Hoffmann à l’opéra fantastique d’Offenbach

発行:ありな書房
A5判
208ページ
上製
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7566-1862-7
Cコード
C0073
一般 単行本 音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年9月
書店発売日
登録日
2018年9月3日
最終更新日
2018年10月3日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

一八五一年の一二月、第二共和制の初代大統領ナポレオン三世がクーデターにより全権を掌握し、第二帝政という時代が幕を開けた。この時代は、オッフェンバックの享楽的なオペレッタに見られるように、「旧」の文化が「新」の文化にまさに変質変容していくその途上にあって、政治的、経済的、芸術的なカオスともいえる時代であった。その時代に華を咲かせたこのオッフェンバックの「幻想オペラ」と銘打たれた全五幕のオペラ《ホフマン物語》は、一九世紀ヨーロッパ文化の中心地パリで「オペレッタの王」と呼ばれた作曲家ジャック・オッフェンバックが、生涯の最後に手がけた唯一の本格的なオペラ作品である。かつてオペラ座で繁栄を誇ったグランド・オペラや、より親しみやすいオペラ・コミックの形式を踏襲しつつ、その「幻想」的な内容は、怪奇かつシニカルな笑いを含む奇抜なものであった。音楽的にも、伝統的なオペラへの諷刺やパロディに満ちた、むしろ「反」オペラあるいは「メタ」オペラともいえるものである。

目次

プレリュード 幻想小説から幻想オペラへ
Ⅰ 《ホフマン物語》誕生
第1章 幻想作家E・T・A・ホフマンのフランス的受容
第2章 オッフェンバックのオペラ《ホフマン物語》
Ⅱ 《ホフマン物語》──「幻想小説」から「幻想オペラ」へ
第1章 「プロローグ」──ドイツの酒場 クラインザックの歌
第2章 「オランピア」の幕──自動人形の歌と踊り
第3章 「アントニア」の幕──悲劇の歌姫とミラクル博士
第4章 「ジュリエッタ」の幕──鏡像喪失の物語
第5章 「エピローグ」──ふたたびルターの酒場
Ⅲ 《ホフマン物語》の運命
ポストリュード セイレーンの声

あとがき

著者プロフィール

長野順子  (ナガノジュンコ)  (

大阪芸術大学教授/美学・芸術学 ピアニスト オペラの専門家

石井 朗  (イシイアキラ)  (企画構成

表象芸術論

上記内容は本書刊行時のものです。