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知識のイコノグラフィア 上村清雄(監修解説) - ありな書房
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知識のイコノグラフィア (チシキノイコノグラフィア) 文字・書籍・書斎 (モジ・ショセキ・ショサイ)
原書: Labyrinthus Sensus I ICONOGRAFIA SAPIENTIAE : Littera, Liber, Studium

芸術
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発行:ありな書房
A5判
縦216mm 横152mm 厚さ20mm
208ページ
上製
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-7566-1120-8   COPY
ISBN 13
9784756611208   COPY
ISBN 10h
4-7566-1120-6   COPY
ISBN 10
4756611206   COPY
出版者記号
7566   COPY
Cコード
C0071  
0:一般 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年12月
書店発売日
登録日
2011年12月12日
最終更新日
2011年12月12日
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紹介

感覚の豊かな世界を解き明かそうと企図された「感覚のラビュリントゥス」というシリーズの最初の巻である本書は、「イメージ」と「言葉」の相互作用という古くて新しいテーマを念頭に置きながら、まずは感覚としてとらえられた「イメージ」と「言葉」が次に共働/融合してひとつの意味を生成し、それらが積み重なって全体としてひとつの知識を形成していくプロセスを呈示し、五人の執筆者がそれぞれの専門分野──主にイタリア美術史──からこれはというテーマを選んで論考を寄せたものである。「文字・書籍・書斎」というサブ・タイトルが示すように、「イメージ」と「言葉」が紡ぎだすルネサンスからバロックにおける芸術的営為を対象に、『知識のイコノグラフィア』というメーン・タイトルが示すように、生成された「知識」がどのようなプロセスを経てどのような表象世界を形成したのか、が明らかにされる。そして読者はこれから、一五世紀シチリアとヴェネツィア、およびウルビーノを訪問し、再び一五世紀のヴェネツィアを巡り、一七世紀のシチリアを探索し、そしてローマで書を繙き、最後にウルビーノのストゥディオーロを再訪する旅に誘われるだろう。

目次

第1章 アントネッロ・ダ・メッシーナ《書斎の聖ヒエロニムス》──イタリア・ルネサンスにおける読書の観点から 出佳奈子
第2章 敬虔なる様式の形成──聖母子画と描かれたギリシア文字、署名 佐々木千佳
第3章 アンドレア・サッキの《聖女ロザリア・シニバルディ》を読み解く──トレント以後の聖性と文字 新保淳乃
第4章 絵は詩に似て──イエズス会の言葉とイメージ 吉住磨子
第5章 ウルビーノ・ストゥディオーロ再考――木象嵌装飾の視点から 林羊歯代

解 説 知識のルネサンス的表象──アントネッロからウルビーノへ 上村清雄
人名索引

著者プロフィール

上村清雄  (ウエムラキヨオ)  (監修解説

千葉大学文学部教授 イタリア美術史・彫刻史

出佳奈子  (イデカナコ)  (

弘前大学教育学部 専任講師 イタリア・ルネサンス美術史

佐々木千佳  (ササキチカ)  (

東北大学文学部講師 イタリア・ルネサンス美術史

新保淳乃  (シンボキヨノ)  (

千葉大学文学部講師 イタリア・バロック美術史

吉住磨子  (ヨシズミマコ)  (

佐賀大学文化教育学部教授 イタリア美術史

林羊歯代  (ハヤシシダヨ)  (

愛知産業大学造形学部準教授 イタリア・美術工芸史

石井朗  (イシイアキラ)  (企画構成

表象論

上記内容は本書刊行時のものです。