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シュタイナーの世界
巻次:上巻
- 初版年月日
- 2025年4月25日
- 発売予定日
- 2025年4月8日
- 登録日
- 2025年1月5日
- 最終更新日
- 2025年3月18日
紹介
本書は、ルドルフ・シュタイナーの思想を初めて学ぶ人のための入門的な概説書です。難解とされるシュタイナーの哲学や教育論、社会論を、大学での講義経験をもとに、できる限りわかりやすく解説しています。
「シュタイナーの本を手に取ったものの、さっぱりわからなかった」「理解できずに長年苦しんできた」――そんな人々にとって、本書が“希望の光”となることを願っています。
本書では、シュタイナーの思想の基本的な枠組みを整理し、専門的な知識がなくても理解できるよう工夫されています。授業での試行錯誤を重ね、読者が“いきなり拒絶しない”ようなアプローチを意識しながら構成されています。
また、各章の最後には読書案内を設け、さらに理解を深めたい人のための道標も提示。これからシュタイナーの世界に足を踏み入れる人にとって、最適な一冊です。
目次
【上巻】
第1章 人物と業績
ルドルフ・シュタイナー
主な活動分野
思想の傾向
・読書案内
第2章 三分節
三分節の基本
教育Ⅰ
社会論
十二感覚
・読書案内
第3章 四構成体
第1節 人間
四構成体
発達段階
教育Ⅱ
第2節 再受肉
四つの研究方法
死後研究の紹介
生前研究の紹介
再受肉とカルマ
再受肉のプロセス
解剖学
第3節 気質
四つの気質
教育Ⅲ
四元素説
・ 読書案内
第4章 認識と自由
第1節 認識と芸術
霊能者
認識とは
認識の限界
芸術と学問
第2節 自由と倫理
・読書案内
学びのヒント
前書きなど
本書はシュタイナーの入門的な概説書、あるいは概説的な入門書として書かれている。読者として想定しているのは、シュタイナーに初めて触れる人からシュタイナーをそこそこ知っている人までであり、シュタイナーを詳しく知っている人は念頭に置いていない。
内容がシュタイナーだけに、「すらすら読める」とまでは言えない。とはいえ、シュタイナーの入門書、概説書としては格段にわかりやすいものになっていると考えている。シュタイナーの本を手に取ったものの「さっぱりわからない」と投げ出した人たち、理解できずに長年苦しんできた人たちにとって、本書が希望の光となるならば、これほど嬉しいことはない。【まえがきより抜粋】
版元から一言
シュタイナーの本を開いたものの、さっぱりわからない――そんな方へ届けようと作った入門書です。
上記内容は本書刊行時のものです。