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アジアの国際協力と地域共同体を考える
発行:芦書房
四六判
縦194mm
横137mm
厚さ20mm
重さ 460g
320ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2019年4月
- 書店発売日
- 2019年4月12日
- 登録日
- 2019年4月6日
- 最終更新日
- 2019年4月9日
紹介
アジアにおける国際協力・交流の歴史や課題から望まれるアジアの地域共同体の在り方について論究する。共同体とはどのように定義すべきか、またアジアにおける平和と安定、そして繁栄はどのようにして得られるかを考える。さらに、地域共同体をどのように実践するか、その際に必要とされるものは何かなど、アジアにおける地域共同体の可能性を政治・経済・社会・文化・歴史などの観点から探る。
目次
第1章 アジアの境界を越えて――越境人が切り開く共生の地平(脇阪紀行)
第2章 EU統合の論理とアジア共同体の可能性(児玉昌己)
第3章 金融危機と地域経済協力――欧州とアジアの接点と相違(瀬能 繁)
第4章 AEC(ASEAN経済共同体)の発足と広域経済連携協定の可能性(松石達彦)
第5章 国家アイデンティティーの形成――EUとASEAN(スティーブン・デイ)
第6章 東アジアにおける戦後秩序の起源(コンベル・ラドミール)
第7章 アジアにおける日本の地域協力のNGO――ペシャワール会のアフガニスタン支援の事例を基に(伊佐 淳)
第8章 東アジアの地域連携をめぐる環境変化と九州・福岡の役割(中川 茂)
第9章 二〇〇〇年以降の中国の経済戦略の変化――貿易関係に着目して(小原江理香)
第10章 アジアの現状と地域協力(ブサバ・クナシリン)
第11章 台湾の日本語教育とアジア諸国の相互理解(蔡 錦雀)
第12章 アジア・アラブと日本の交流史(アハマド・ラハミー)
第13章 日本近代文学とアジア・太平洋――中島敦を巡って(浦田義和)
第14章 「話し言葉」と「書き言葉」の変遷と「政治と社会」(大矢野英次)
上記内容は本書刊行時のものです。