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身体を引き受ける ゲイル・サラモン(著) - 以文社
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身体を引き受ける トランスジェンダーと物質性のレトリック
原書: ASSUMING A BODY

発行:以文社
四六判
上製
価格 3,600円+税
ISBN
978-4-7531-0355-3
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年9月10日
書店発売日
登録日
2019年8月6日
最終更新日
2019年8月6日
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書評掲載情報

2019-11-10 毎日新聞  朝刊
評者: 菊池信義(装幀家)

紹介

「LGB-fake-T」として、不可視化されてきたトランスジェンダーの身体。本書は、現象学や精神分析をトランスジェンダー理論として読み直す。「身体自我」、「身体図式」などの概念を駆使して、トランスジェンダーの身体経験を理論的に考察。「身体とは単なる物質的なものではなく、身体イメージの媒介によってはじめて生きられる」というトランスジェンダーの身体経験の分析を通じて身体そのものを問い直し、「感じられた身体」と「物質的な身体」の不一致や心身二元論を乗り越える枠組みを提示する。トランスジェンダースタディーズの重要書。

目次

序論

第Ⅰ部 身体とは何か?
 第一章 身体自我と物質的なものという不確かな領域
 第二章 性的図式ーー『知覚の現象学』における転位とトランスジェンダー

第Ⅱ部 ホモエラティックス
 第三章 ボーイズ・オブ・ザ・レックスーートランスジェンダーと社会的構築
 第四章 トランスフェミニズムとジェンダーの未来

第Ⅲ部 性的差異を超えること
 第五章 性的差異のエチカをトランスするーーリュス・イリガライと性的未決定性の場
 第六章 性的無差異と限界の問題

第Ⅳ部 法を超えて
 第七章 文字=手紙(レター)を保留することーー国有財産としてのセックス

原 註
参考文献
謝辞
訳者解説

著者プロフィール

ゲイル・サラモン  (ゲイル サラモン)  (

ゲイル・サラモン(Gayle Salamon)
 カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。その後、プリンストン大学の英語学の助教を経て、現在、同大学の英語学、及び、ジェンダー&セクシュアリティ・スタディーズ・プログラムの教授。本書の他に、 The Life and Death of Latisha King: A Critical Phenomenology of Transohobia, NYU Press, 2018がある。

藤高和輝  (フジタカ カズキ)  (

藤高和輝(フジタカ・カズキ)
 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、大阪大学人間科学研究科助教。著書に、『ジュディス・バトラー――生と哲学を賭けた闘い』(以文社)。共著書に、『子どもと教育の未来を考えるII』(北樹出版)。論文に、「とり乱しを引き受けること――男性アイデンティティとトランスジェンダー・アイデンティティのあいだで」(2019, 『現代思想 特集=「男性学」の現在――〈男〉というジェンダーのゆくえ』)、「身体を書き直す――トランスジェンダー理論としての『ジェンダー・トラブル』」(2019, 『現代思想 総特集=ジュディス・バトラー 『ジェンダー・トラブル』から『アセンブリ』へ』)など。

上記内容は本書刊行時のものです。