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永井荷風に学ぶ諦めの哲学 鈴木 文孝(著) - 以文社
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永井荷風に学ぶ諦めの哲学 諦めの哲学(抄)および関連論考

発行:以文社
四六判
186ページ
上製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7531-0354-6
Cコード
C3090
専門 単行本 文学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年8月1日
書店発売日
登録日
2019年7月3日
最終更新日
2019年8月28日
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紹介

「諦観」としての諦め(荷風文学)と「放棄」としての諦め(素粒子物理学)の効用を析出。自分の力では対処できない情況や事態について、「哲学すること」の営為が切り開く新たな地平を示す。著者の荷風研究の集大成。
旧著『諦めの哲学』に、荷風「雪の日」への考察(「わかれのさびしさ」とその「回想」、そして「詩作」への根源的考察)を追加収録。
自選作品集の第4弾。

目次

はじめに
第一章 永井荷風『冷笑』における「諦め」
 第一節 「八笑人」の閑談会の企画──「笑ふ」ということ
 第二節 閑談会の企画の発端とメンバー推薦の模様
 第三節 諦めを語る笑人たち

第二章 くりこみ理論と諦めの哲学
 第一節 くりこみ理論における放棄の原理
 第二節 くりこみ理論の完成期における日本の物理学研究の状況
 第三節 くりこみ理論と諦めの思想
 第四節 九鬼周造『「いき」の構造』を参考にして
 第五節 くりこみ理論が現代の素粒子物理学において有する意義
 第六節 朝永振一郎博士における「放棄の原理」というフィロソフィーの芽生え
 第七節 統一場理論の歴史的伝統と素粒子物理学にとっての意義
     ──諦めを超越したアインシュタインの探究心を念頭に置いて
第三章 雪の日の回想
 第一節 青春期の荷風の落語家修業
 第二節 『雪の日』について

結 び 荷風『冷笑』における諦めの哲学―比較哲学的考察の地平を求めて
付 記 

著者プロフィール

鈴木 文孝  (スズキ フミタカ)  (

1940年静岡県に生まれる。1963年、東京教育大学文学部卒業。1965年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1970年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を学科課程修了にて満期退学。2004年、愛知教育大学教育学部を定年により退職。現在、愛知教育大学名誉教授、文学博士(筑波大学)。

上記内容は本書刊行時のものです。