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「利己」と他者のはざまで 松本 三之介(著) - 以文社
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「利己」と他者のはざまで 近代日本における社会進化思想

発行:以文社
四六判
456ページ
並製
定価 3,700円+税
ISBN
978-4-7531-0341-6
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年6月
書店発売日
登録日
2017年5月18日
最終更新日
2017年8月11日
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紹介

「進化」という言葉は今日誰しも日常的に使ういわば常識であるように、〈変化〉するということが当たり前になってしまっている。本書は明治時代に輸入され、当時今日の「進化」という言葉と同様に盛んに議論された「社会進化論」の議論を個々人の思想家に即して丹念に跡付ける。そこで展開される「進化」と「進歩」の違いや「自然権思想」など社会認識にとって避けることが出来ない概念の説明は、著者永年の思想史研究の成果である。

目次

第一章 思想としての社会進化論
第二章 加藤弘之と社会進化論
第三章 キリスト教と進化論
第四章 「法律学の革命」
第五章 有賀長雄の社会進化論
第六章 中江兆民における進化の観念
第七章 徳富蘇峰と社会進化論――『将来之日本』を中心に
第八章 丘浅次郎――生物学者の社会進化論
第九章 「利己」と「愛国」――明治後期の加藤弘之
第十章 社会主義とダーウィニズム
第十一章 大山郁夫の国家論と進化論
終章 社会進化論の思想的意味

著者プロフィール

松本 三之介  (マツモト サンノスケ)  (

1926年茨城県生まれ。1948年東京大学法学部卒業。現在、東京大学名誉教授。
著書
『天皇制国家と政治思想』(1969年,未來社)
『国学政治思想の研究』(1972年,未來社)
『近代日本の知的状況』(1974年,中央公論社)
『近世日本の思想像 歴史的考察』(1984年,研文出版社)
『明治精神の構造』(1993年,岩波書店)
『明治思想における伝統と近代』(1966年,東京大学出版会)
『明治思想史 近代国家の創設から個の覚醒まで』(1996年,新曜社)
『吉野作造』(2008年,東京大学出版会)
『近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで』(2011年,以文社)

上記内容は本書刊行時のものです。