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人民とはなにか? アラン・バディウ(著) - 以文社
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人民とはなにか? (ジンミントハナニカ)

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発行:以文社
四六判
228ページ
上製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7531-0325-6   COPY
ISBN 13
9784753103256   COPY
ISBN 10h
4-7531-0325-0   COPY
ISBN 10
4753103250   COPY
出版者記号
7531   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年5月
書店発売日
登録日
2015年3月31日
最終更新日
2016年3月16日
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紹介

「シャルリー・エブド」事件や〈イスラム国〉などの国際テロリズムは、湾岸戦争以来のアメリカの拡張的な世界戦略の結果によることがはっきりしてきました。この新自由主義的グローバリズムは、貧富の格差を拡大する不安定要因であることがはっきりしてきました。本書はこうした世界戦略に抗する革新的主体としての「人民」概念を洗い直し、その再興を促す、世界的に著名な6名の思想家による論集です。

目次


「人民」という語の使用に関する二四の覚書き―アラン・バディウ
「大衆的(人民の)」と言ったのですか?―ピエール・ブルデュー
われわれ人民―集会の自由についての考察―ジュディス・バトラー
可感的にする―ジョルジュ・ディディ=ユベルマン
 象徴的な民衆、想像の民衆?
 弁証法的イメージの前で目を擦る
 覆いを取り去る、ヘテロトピアを可視的にする
 接近し、資料を集め、可視的にする
人民と第三の人民―サドリ・キアリ
 人民は何に抗して形成されるのか
 人種によって/抗して形成される人民
 急進的左翼の国家主義への傾倒
 いかにしてフランス人たらずしてフランス人であり得るのか
不在のポピュリズム―ジャック・ランシエール
解題 市川崇

著者プロフィール

アラン・バディウ  (アラン・バディウ)  (

1937年生まれ。現代フランスを代表する哲学者、作家。国立高等師範学校フランス現代哲学国際研究センター所長。著書に『コミュニズムの仮説』(水声社)など。

ピエール・ブルデュー  (ピエール・ブルデュー)  (

(1930―2002)社会学者。アルジェ大学、社会科学高等研究院を経てコレージュ・ド・フランス教授。著書に『ディスタンクシオン』(藤原書店)など。

ジュディス・バトラー  (ジュディス・バトラー)  (

1956年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校。修辞学・比較文学教授。哲学専攻。主な著書に『ジェンダー・トラブル』(青土社)、『生のあやうさ』(以文社)など。

ジョルジュ・ディディ=ユベルマン  (ジョルジュ・ディディ=ユベルマン)  (

1953年生まれ。美術史家、哲学者。国立社会科学研究院准教授。著書に『残存するイメージ』(人文書院)など。

サドリ・キアリ  (サドリ・キアリ)  (

1958年生まれ。政治学博士。共和国原住民運動(MIR)の創設者。

ジャック・ランシエール  (ジャック・ランシエール)  (

1940年生まれ。哲学者。パリ第8大学名誉教授。著書に『民主主義の憎悪』(インスクリプト)など。

市川 崇  (イチカワ タカシ)  (

1962年大阪生まれ。1997年パリ第7大学博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。
著書に、L'opēration fictive et la conception du sujet chez Goerges Bataille (博士論文)のほか、『ユートピアの文学世界』(2008年)『フランス文学をひらく』(2010年、ともに共著、慶應義塾大学出版会)など。
訳書に、アラン・バディウ+ニコラ・トリュオング『愛の世紀』(2012年)アラン・バディウ『コミュニズムの仮説』(2013年、共に水声社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。