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聖なるものの刻印
科学的合理性はなぜ盲目か
発行:以文社
四六判
352ページ
上製
定価
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年1月
- 書店発売日
- 2014年1月21日
- 登録日
- 2013年12月18日
- 最終更新日
- 2016年3月16日
紹介
未来のない効率信仰よりも、カタストロフィへの目覚めを!
政治哲学から経済哲学、認知科学のみならず、現在、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)倫理委員会委員長という原子力を含めた自然科学など、実に広範な学問分野にわたる現代知性の泰斗による思考の集大成。現代文明のグローバルに拡張される核エネルギー、IT,バイオ・ナノ・テクノロジー、金融工学などが、発展途上国を巻き込んで資源開発・乱獲に拍車をかけ、地球上の汚染を深刻化して、文明が破滅の淵に突進しようとしている現実とそれに盲目な学問批判。
目次
序 章 聖なるもののかたち
第一章 アポカリプスを間近に考える――わたしの歩み
第二章 科学、みずからそれと知らない神学
第三章 宗教 それは自然なのか超自然なのか
第四章 バビロニアンの籤引き 投票――合理的手続きと儀礼のあいだで
第五章 正義とルサンチマン
第六章 核の脅威、われわれにとっての新たな聖なるもの
――ビン・ラディンからヒロシマへ
第七章 「わたしが死ぬとき、わたしたちの愛はまるでなかったことになる」
――ヒッチコック『めまい』の主題による変奏
なぜ本書を訳出するのか 訳者あとがきにかえて・・・西谷修
版元から一言
好評既刊書『経済の未来』に続く、デュピュイの最新作!
上記内容は本書刊行時のものです。