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海外45カ国を回った歯科医が伝えたい日本人にもっと知ってほしいこと
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年3月24日
- 登録日
- 2023年5月4日
- 最終更新日
- 2025年3月26日
紹介
多くの国を訪れた歯科医だからこそ見えてきたのは、日本ならではの「魅力」でした。
ご飯が美味しい、治安が良い、宗教的な対立がない、インフラが整っている、電車は時間通りに来る、おもてなしがある、四季がある、選挙権がある、海も山もあり自然が豊か、医療費が安い……など、日本の良いところを挙げればきりがありません。
歯科では、他の先進国よりも安くそれなりの治療が定額で受けられる「保険診療」と、費用はかかりますが質の高い治療が受けられる「自費診療」という2つの選択肢がある点も日本は恵まれています。
その一方、日本ならではの問題点もあります。
日本人として、日本の魅力と問題点を知っていただきながら、健康増進への意識も高まる一冊です。
▼本書に登場する45カ国(※訪問順)
オーストラリア、香港、アメリカ合衆国、メキシコ、カナダ、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、バチカン市国、タイ、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ウズベキスタン、スウェーデン、スペイン、マカオ、中国、インド、ミャンマー、台湾、ネパール、韓国、アラブ首長国連邦、アイルランド、ノルウェー、デンマーク、チェコ、ポルトガル、エストニア、フィンランド、ラトビア、リトアニア、エジプト、ベトナム、インドネシア、スロバキア、モナコ公国、スリランカ、フィリピン
目次
はじめに
第一章 飽きっぽい私が歯科医になるまでの道のり
消去法で選択した「歯学部」
想像とは違った大学生活
東京よりも、海外に魅了され始める
初めての留学(イギリス)
社会に出て気づいた自分の能力の低さ
図書館に入り浸りの香港留学
帰国後、サラリーマンから勤務医、開業へ
第二章 海外留学での出来事
慣れない英語で専門分野を学ぶ
英語が上手に話せないアジア人は差別の対象に
金曜日の午後には、研究室には人がいなくなってしまう
約束は守られず、メールの返事は来ないのが基本
イギリスでは、歯医者のほうが医者より稼げて社会的地位も高い
2年間無休で働き、香港へ
人生で初めての勉強づけの毎日
香港で苦労した食と住
毎度悩ましい香港の引っ越し
お金の話が大好きな香港人
3年間の留学で感じた日本との教育環境の違い
第三章 日本と海外の「違い」~歯科事情について~
日本は歯科医師になりやすい
日本の歯科医院経営は過当競争だが、悪いことばかりではない
教育システムの違いと研究に対する意識の差
海外は、博士になりたい歯科医が少ない
実践的な香港の歯学部教育と対照的な日本の教育
第四章 日本の歯科医療の問題と対策
保険診療が当たり前なのは日本だけ
保険診療が引き起こす闇
根管治療のレベルが低下する理由
日本の歯科医療の目指す方向
網膜剥離になって気づいたこと
歯科医師目線で考える「歯医者の選び方」
定期健診でより健康に
第五章 45ヶ国回想録
①オーストラリア ②香港 ③アメリカ合衆国
④メキシコ ⑤カナダ ⑥フランス ⑦イギリス
⑧オランダ ⑨ベルギー ⑩ドイツ ⑪オーストリア
⑫スイス ⑬イタリア ⑭バチカン市国 ⑮タイ
⑯シンガポール ⑰マレーシア ⑱カンボジア
⑲ウズベキスタン ⑳スウェーデン ㉑スペイン
㉒マカオ ㉓中国 ㉔インド ㉕ミャンマー ㉖台湾
㉗ネパール ㉘韓国 ㉙アラブ首長国連邦
㉚アイルランド ㉛ノルウェー ㉜デンマーク
㉝チェコ ㉞ポルトガル ㉟エストニア ㊱フィンランド
㊲ラトビア、㊳リトアニア ㊴エジプト ㊵ベトナム
㊶インドネシア ㊷スロバキア、㊸モナコ公国
㊹スリランカ ㊺フィリピン
たくさんの国へ行ったからこそ見えてきた日本の魅力
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。