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在庫ステータス
在庫僅少
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり(自社)
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フリー入帳
句集『光ひとり』
発行:飯塚書店
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ15mm
重さ 241g
192ページ
並製
価格
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2021年9月10日
- 書店発売日
- 2021年9月16日
- 登録日
- 2021年9月8日
- 最終更新日
- 2021年9月8日
紹介
【掲載句より】
夜半(よわ)醒めて寒牡丹燃ゆ胸の浅瀬
夕蜩思いは生絹(すずし)のごとし遠し
ががんぼを言霊のように手で包む
日傘とう一瞬の光(かげ)君は病み
熟柿落つ自由というも危うくて
矢印の方へ人行く晩夏なり
蛇穴にゆるると古典的な所作
桐の実のやさしく拒否するとき揺れる
青麦のきらきらきらと物忘れ
老人ホームに虫ピンで止められし晩夏
霧の来て山わしづかむ我が胸も
空(から)の巣へ秋雲寄するばかりなり
うろうろふわふわ早春は白犬
鮎光り翳り言葉は古りゆけり
人よ癒えよ嬰の握りし夏の光
冬星鋭(と)し我ら流されて久し
上記内容は本書刊行時のものです。