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句集『奎星』 小池 康生(著/文) - 飯塚書店
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句集『奎星』

発行:飯塚書店
四六判
縦195mm 横135mm 厚さ18mm
160ページ
上製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-7522-5010-4
Cコード
C0092
一般 単行本 日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月25日
書店発売日
登録日
2020年5月27日
最終更新日
2020年10月16日
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紹介

【掲載句より】
ななふしのやうにどこかにゐてくれる
邦題がとつてもいいの日脚伸ぶ
裸木のときが全き完成形
巣箱掛け最初の雨が降つてをり
蝶来る棺の窓を開けたれば
鹿の子の咥へてすぐに後じさり
画家の眼を通したやうな裸かな
唐辛子売るや辛さを詫びながら
魞挿すに名山ふたつ目で結ぶ
風一重二重三重八重芒原

前書きなど

あとがきより抜粋
――そんなある日、辞書を繰っていると「奎けい」という言葉に出合い、雷に打たれるような衝撃を受けた。〈二十八宿の一つ。西方の宿で、文運をつかさどり、この星が明らかであれば天下は太平という。奎宿。とかきぼし〉。〈北斗七星の第一星から四星までを示す。中国では文章をつかさどる「神」と伝えられている〉。・・・西方、文運というキーワードにゾクッときた。電子辞書を抱えながら、その場で「奎」という名の雑誌を出そうと決めた。そして、わたしに相談を持ちかけた人たちに今度はこちらから声を掛け、雑誌が動き出した。創刊から四年、現在、季刊で15号を発行した。大学生や二十代の社会人が多いが、若者ばかりではなく七十歳を越えたメンバーもいる。雑誌を出し、月に二回のリアル句会を続けているのは、若い人の世話を焼いているのではなく、自分の鍛錬の場を作っているのであり、それが他の同人にも利用されればいいと考えている。
 「奎」の関連用語に、「奎宿」「奎運」「奎星」などがあるが、この奎運を頼り、第二句集のタイトルは、「奎星」とした。雑誌「奎」のインタビューを師の中原道夫にお願いしたとき、句集を出すことは前へ進むための逆噴射だと言われた。その言葉に勇気づけられ、モタモタしていた句集制作の背中を押された。――

著者プロフィール

小池 康生  (コイケ ヤスオ)  (著/文

一九五六年 大阪市生まれ。
三十代後半より俳句を始める。
四十歳、仕事の関係で上京。
その際、「銀化」入会。銀化の句会にどっぷりはまる。
二〇一二年 第一句集「旧の渚」(ふらんす堂)上梓。
「銀化」同人。
「奎」代表。
俳人協会会員。現代俳句協会会員。

上記内容は本書刊行時のものです。