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いいね! ボタンを押す前に 李 美淑(著/文) - 亜紀書房
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いいね! ボタンを押す前に (イイネボタンヲオスマエニ) ジェンダーから見るネット空間とメディア (ジェンダーカラミルネットクウカントメディア)

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発行:亜紀書房
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ18mm
重さ 277g
280ページ
並製
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-7505-1781-0   COPY
ISBN 13
9784750517810   COPY
ISBN 10h
4-7505-1781-X   COPY
ISBN 10
475051781X   COPY
出版者記号
7505   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年11月10日
最終更新日
2023年10月25日
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紹介

〈ジャーナリスト、研究者、エッセイストらが、今のネット空間を徹底解説〉

炎上しない、人を傷つけない、無意識に差別しないため、どんな点に気をつければいいのか、SNSユーザーの基礎知識が満載!

----------------------

生活になくてはならないスマホだけど、SNSではいつも誰かがケンカしているし、何か言ったら絡まれたりする。

「エコーチェンバー」「フィルターバブル」「アテンション・エコノミー」……。
ネット空間にはもともと人を孤立化させ、分断してしまう仕組みが組み込まれている。


──だけど私たちがスマホを手にして日は浅い。デジタルな時代は始まったばかりだ。

目次

小島慶子……私たちはデジタル原始人──序論にかえて
浜田敬子……眞子さまはなぜここまでバッシングされたのか」
李美淑………炎上する「萌えキャラ」/「美少女キャラ」を考える
田中東子……なぜSNSでは冷静に対話できないのか
治部れんげ・山本恵子・白河桃子……なぜジェンダーでは間違いが起きやすいのか
林香里………スマホ時代の公共の危機──ジェンダーの視点から考える

〈特別対談〉君塚直隆×小島慶子……イギリス王室と皇室は何が違うのか?
〈特別対談〉山口真一×小島慶子……ネット世論は世論ではない
〈コラム〉石川あさみ……子ども向けアニメーションとジェンダー表現

浜田敬子……あとがき

前書きなど

インターネットが広く使われるようになってから、まだたったの30年ほど。
現在主流のSNSの誕生やスマホの普及からは20年も経っていない。
私たちは今、デジタル人類史の旧石器時代を生きている。(本文より)

著者プロフィール

李 美淑  (イ ミスク)  (著/文

東京大学大学院情報学環・准教授。米国ハーバード・イェンチン研究所訪問研究員、東京大学大学院博士課程特任助教、立教大学グローバル・リベラルアーツ・プログラム運営センター助教を経て、現職。専門はメディア・コミュニケーション、ジャーナリズム研究。著書に『「日韓連帯運動」の時代』(東京大学出版会)、共著に‘Marginalizing the Reporting of #MeToo 2.0 with Structural Bias in Japan’, Reporting on Sexual Violence in the #MeToo Era(Routledge)など。

小島 慶子  (コジマ ケイコ)  (著/文

エッセイスト、東京大学大学院情報学環客員研究員。学習院大学法学部政治学科卒業後、95~10年TBS勤務。99年第36回ギャラクシーDJパーソナリティ賞受賞。独立後は各メディア出演、講演、執筆活動を幅広く行う。ジェンダーや発達障害に関する著述や講演をはじめ、DE&Iをテーマにした発信を積極的に行なっている。2014年より家族はオーストラリア、自身は日本で暮らす。連載、著書多数。近著に対談集『おっさん社会が生きづらい』(PHP新書)。

治部 れんげ  (ジブ レンゲ)  (著/文

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。一橋大学法学部卒、同大学経営学修士課程修了。日経BP社にて経済記者を16年間務める。ミシガン大学フルブライト客員研究員などを経て現職。男女共同参画計画実行・監視専門調査会委員、日本ユネスコ国内委員会委員、日本メディア学会ジェンダー研究部会長など。著書に『稼ぐ妻・育てる夫』(勁草書房)、『炎上しない企業情報発信』(日本経済新聞出版社)、『「男女格差後進国」の衝撃』(小学館新書)、『ジェンダーで見るヒットドラマ』(光文社新書)、『きめつけないで! 「女らしさ」「男らしさ」』(汐文社)などがある。

白河 桃子  (シラカワ トウコ)  (著/文

相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト、作家。慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。中央大学ビジネススクール戦略経営研究科専門職学位課程修了。住友商事、外資系金融などを経て著述業に。少子化、ダイバーシティ、働き方改革、ジェンダー、ライフキャリアなどをテーマに著作、講演活動を行う一方、「働き方改革実現会議」「男女共同参画会議 重点方針専門調査会」など多数の政府の委員を歴任。著書に『ハラスメントの境界線』(中公新書ラクレ)、『働かないおじさんが御社をダメにする』(PHP新書)など。

田中 東子  (タナカ トウコ)  (著/文

東京大学大学院情報学環教授。早稲田大学教育学部助手および助教、十文字学園女子大学准教授、大妻女子大学文学部教授を経て、現職。専門分野はメディア文化論、ジェンダー研究、カルチュラル・スタディーズ。第3波以降のフェミニズムやポピュラー・フェミニズムの観点から、メディア文化における女性たちの実践について調査と研究を進めている。主著に『メディア文化とジェンダーの政治学』(世界思想社)、編著に『ガールズ・メディア・スタディーズ』(編著、北樹出版)、訳書にアンジェラ・マクロビー『フェミニズムとレジリエンスの政治』(共訳、青土社)など。

浜田 敬子  (ハマダ ケイコ)  (著/文

ジャーナリスト。1989年に朝日新聞社に入社。2014年からAERA編集長。2017年世界12カ国で展開するアメリカの経済オンラインメディアBusiness Insiderの日本版を統括編集長として立ち上げる。2020年からフリーランスのジャーナリストに。2022年8月に一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構を設立、代表を務める。「羽鳥慎一モーニングショー」「サンデーモーニング」のコメンテーターを務めるほか、ダイバーシティや働き方などについての講演多数。著書に『働く女子と罪悪感』(集英社)、『男性中心企業の終焉』(文春新書)。

林 香里  (ハヤシ カオリ)  (著/文

東京大学大学院情報学環教授、東京大学理事・副学長(国際・ダイバーシティ担当)。ロイター通信社、東京大学社会情報研究所助手、ドイツ、バンベルク大学客員研究員を経て、現職。専門はジャーナリズム、マスメディア研究。2016~2017年ノースウェスタン大学、ロンドン大学、ベルリン自由大学客員研究員。著書に『メディア不信』(岩波新書)、『〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム』(岩波書店)、『テレビ報道職のワーク・ライフ・アンバランス』『テレビ番組制作会社のリアリティ』(ともに大月書店・共編著)、訳書にドミニク・カルドン『インターネット・デモクラシー』(共訳、トランスビュー)などがある。

山本 恵子  (ヤマモト ケイコ)  (著/文

NHK名古屋放送局コンテンツセンター副部長、NHK解説委員(ジェンダー・男女共同参画担当)。名古屋大学大学院国際開発研究科修士課程修了後、記者としてNHK入局。金沢放送局、社会部、NHKの国際放送「NHKワールドJAPAN」を経て、現職。2001年女性ジャーナリストの勉強会を設立し、1000人のメンバーとともに、教育、働き方改革、ジェンダー問題など、世の中のよい変化につながる発信を続ける。2009年アジアソサエティより、アジアの若手リーダー「Asia21フェロー」に選ばれる。中学3年の娘の母。

上記内容は本書刊行時のものです。