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シベリアのビートルズ
イルクーツクで暮らす
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2022年10月19日
- 登録日
- 2022年8月17日
- 最終更新日
- 2023年3月9日
書評掲載情報
2023-03-25 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2023-01-15 |
読売新聞
朝刊 評者: 小泉悠(東京大学講師・安全保障研究者) |
2023-01-14 | 日本経済新聞 朝刊 |
2022-12-24 |
毎日新聞
朝刊 評者: 和田靜香(ライター) |
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紹介
《俺たちのアイドルは、レーニンじゃない。レノンだ!》
ソ連時代、ロック少年だった画家スラバと結婚し、ロシアに暮らし始めて5年。
そこに暮らす人々は破天荒でやけくそに明るい。
戦争が始まって、ロシアの人々は何を思う?
──ロシア暮らしの「いま」をリポートする。
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著者は、無類のビートルズファンである画家のスラバと結婚し、2018年からイルクーツクに暮らす。
西側の情報が入らないソ連下で、ロック少年として暮らしたスラバは、ペレストロイカをくぐり抜け、激変する社会を生き抜いてきた。
彼の波乱に満ちた人生と、自らの人生を重ねながら、別の価値観で動く社会のなか、人々はどのように暮らしているのか、アートや音楽や文学は、彼らをどのように支えているのか。
〈イルクーツクの人々の本音や生き方に寄り添う、海外事情エッセイ集〉
目次
■はじめに
01.スラバの部屋
■1……シベリア、イルクーツク、Z通り一番地
■2……ビートルズで結ばれたきずな
■3……愉快でマイペースな仲間たち
02.ソ連に生まれ、ロシアに生きる
■4……サバイバルの時代
■5……ペレストロイカ・ノスタルジー
■6……夢見がちな野心家たち
03.二一世紀のビートルズ
■7……自分らしい表現を求めて
■8……遠ざかるソ連ロック・ビート
■9……過去との出会い
■10……戦争の暗雲
■あとがき
前書きなど
スラバの数奇な半生を主旋律とし、そこに私の半生を対旋律のように織り交ぜつつ、両者が響き合うよう試みた。ドラムやベースの響きも聴こえてくるように、社会背景も適宜盛り込んだ。曲の合間には、個性あふれるスラバの友人たちの物語も、間奏のように挟み込まれている。(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。